本文へ移動

【中日】福谷8イニング2失点を見殺しに 3位ヤクルトの貯金12のうち8個献上

2021年8月25日 06時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
ヤクルトに敗れ、グラウンドを見つめる与田監督(中)=静岡・草薙球場で

ヤクルトに敗れ、グラウンドを見つめる与田監督(中)=静岡・草薙球場で

 今季の苦しさを象徴するような敗戦だった。中日は24日、ヤクルト戦(静岡)に1―2で競り負けた。ダヤン・ビシエド内野手(32)の犠飛だけで12残塁。これでヤクルト戦は2勝10敗3分けと大きく負け越し。クライマックスシリーズ進出を狙うのに、当面の敵に歯が立たないなんて…。
 悪い意味で中日らしさが出た。5度の得点圏でわずか1点。先発福谷を、22日の阪神戦(バンテリン)の小笠原と同じく8イニング2失点で負け投手にしてしまった。またしてもあと1本が…。
 「その通りだね。事実がそうだから。負けるときのコメントはそうなる。チャンスで1本打つしかない」。与田監督は淡々と振り返るしかなかった。この日は3回1死満塁からビシエドの左犠飛で先制。しかしその後が続かない。1点を追う9回は2死一、三塁で、ビシエドが空振り三振でゲームセット。4番には5打席とも得点圏で回ってきたが、犠飛以外は見逃し三振、申告敬遠、三ゴロ、そして最後の空振り三振と悔しい結果に終わった。
 「それも仕方ない。みんな打てば勝つわけだから。ビシエドが打たなくてもほかの選手がカバーする戦いをしないと。小技も含めてそういうことができないとこうなってしまう」と指揮官。ビシエドは今季ヤクルトに打率1割5分7厘と封じ込まれている。頼みの4番の数字がそのまま勝敗に直結しているのが現状だ。
 ここから奇跡のAクラス入りを目指すには、3位ヤクルトとの戦いを何とかしないことには始まらない。この敗戦で今季2勝10敗3分。ヤクルトの貯金12のうち8つをドラゴンズが献上しているありさまだ。与田監督は「昨年は勝ってますからね。それはいちいち言っても仕方ない。今年のうちの力が、ヤクルトより悪いということ。相性とかではなく」と険しい表情を浮かべる。
PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ