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【長野】県、高齢者入院基準を変更検討 病床逼迫に危機感

2021年8月24日 05時00分 (8月24日 05時00分更新)
 感染力が強い新型コロナウイルスのデルタ株が県内でも広がる中、県は新型コロナワクチンを二回接種しながら感染した六十五歳以上の高齢者は一定の条件で宿泊施設や自宅で療養してもらう方向で検討に入った。感染者の急増で専用病床が逼迫する恐れが強まっており、入院の基準を変更し、治療の緊急性が高い重症者ら向けに病床を確保する狙い。
 県は現在、感染者の入院に関する国の基準に従い、高齢者のほか、呼吸器や心臓などに疾患のある人、妊婦、重症者らはすぐに専用病床に入院してもらっている。一方、新型コロナワクチンを巡っては、二回の接種後に感染する事例が県内でも確認されている。
 県関係者などによると、ワクチン接種で重症化を防ぐ効果が見込める高齢者については、血中の酸素飽和度や肝機能などに異常がないなどの基準を満たし、医師が問題ないと判断すれば宿泊施設や自宅での療養に振り向けられるようにする。医師が入院が必要と判断した場合は従来通り入院してもらう。週内に開かれる感染症の専門家会合で協議する。
 感染第五波で感染者が急増し、県内の病床使用率は高まっている。今月に入って一日当たりの新規感染者数が百人を上回り、病床使用率は二...

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