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型にはまらぬ自由な芸術 25日から津で東海3県障害者作家展

2021年8月24日 05時00分 (8月24日 05時00分更新)
川上さんの「イナズマン・フラッシュ!」

川上さんの「イナズマン・フラッシュ!」

  • 川上さんの「イナズマン・フラッシュ!」
  • 森さんの「運命に逆らって」
 障害がありながら既成概念にとらわれない芸術活動を続ける東海三県の作家たちの秀作を集めた「自由から世界が始まるアート2021三重展」(NPO法人希望の園主催、中日新聞社など共催)が二十五日、津市大谷町の県立美術館県民ギャラリーで始まる。障害者アートは福祉の文脈の中に位置づけられることが多い中、芸術性の観点から優れた作家・作品を選んだ展示会は珍しいという。
 東京パラリンピックが開かれるのに合わせて企画。三県各地で開くが、三重展には県内の作家三十人、愛知十二人、岐阜十一人の計約百点が展示される。
 松阪市の川上建次さん(67)は脳性まひ。過去の思い出に想を得て油彩を描いてきた。出品作の「イナズマン・フラッシュ!」は昔見た特撮ヒーロー番組が素材で、大胆な筆致と色使いのパワーに圧倒される。
 伊勢市の森啓輔さん(32)は知的障害。レコードジャケットに写る人物を油彩に描くが、出品作「運命に逆らって」のように、鮮やかな色彩でアレンジされポップアートを思わせる。
 伊勢市の岡部志士(ゆきひと)さん(26)は自閉症。面にクレヨンで色を重ねた後、ニードルで削り、かすを集めて粘土のようにして遊びながら作品を作る...

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