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休み明け前「学校行きたくない」はSOS NPOが緊急の訴え

2021年8月23日 16時00分 (8月23日 16時00分更新)
 夏休み明けの登校を苦にする児童生徒が増える時期を前に、NPO法人「全国不登校新聞社」(東京都文京区)は「学校へ行きたくないという訴えは命に関わるSOS。訴えを見逃さないで」との緊急アピールを発表した。昨年、小中高生の自殺は過去最多の四百九十九人で、コロナ禍の影響も指摘される。不登校経験のある同新聞のスタッフは「周りの大人は子どもたちの話を聞き、気持ちを受け止めてほしい」と訴える。 (土門哲雄)

「学校へ行きたくない」という訴えは、命にかかわるSOSと話すさゆりさん=東京都文京区の全国不登校新聞社で

 「学校に行かなきゃいけないって、自分でも分かっているからこそ、行けなくて苦しかった。心も体も限界でした」。スタッフのさゆりさん(20)=神奈川県=は振り返る。
 小五の時にいじめを受け、別室登校になった。中三の夏休み明けには進路問題や本来の自分を出せないことに苦しんで不登校に。通信制高校を経て進んだ専門学校でも人間関係になじめず、周りの望む自分になろうと無理をし過ぎて、精神的に追い詰められ、再び不登校になった。
 「私なんてどこにいてもうまくいかないんだと思うと、死んでしまいたい、死ぬしかないと思った。専門学校では親に学費を払ってもらっているし、学校を辞めたらお先真っ暗と思っていた。逃げ癖が付いて...

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