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解散いつ?県内も注視 早期は難しい 全然読めない 10月上旬 

2021年8月23日 05時03分 (9月21日 17時53分更新)

 立候補予定者に聞く 

 衆院議員の任期が十月二十一日に迫る中、菅義偉首相がいつ衆院を解散、総選挙に踏み切るかが注視されている。県内の立候補予定者に解散時期の予想を聞いたところ、新型コロナウイルスの収束が見通せず「早期の解散は難しい」「十月上旬」などの見方が示された。

 「ワクチン接種がある程度進まないと解散は難しい」。自民現職の稲田朋美さん(62)=福井1区=はこう話す。新型コロナの抑え込みも、解散の決断要素として必要との考えだ。九月末には自民党総裁選が行われる公算が大きくなっているが、「衆院選の時の総裁が誰であろうとも、それに左右される選挙はやりたくない。自分の政策や考えを述べて選挙戦を戦っていきたい」と強調。菅首相の続投を支持する考えも明らかにした。
 同じく自民現職の高木毅さん(65)=福井2区=は、解散時期を「全く分からない」。一方で、党総裁選に関しては「今は菅首相を責任を持って支えていく」と明言する。
 一方、野党側はどう見ているのか。福井2区で出馬を予定している立憲民主現職の斉木武志さん(47)=比例北陸信越=は「(九月末に自民党総裁選が行われ)菅首相のままなら十月上旬に解散し、総選挙に入っていく。首相交代となれば衆院議員任期満了まで先延ばしになり、十一月に選挙」とみている。
 新型コロナの感染拡大に伴い、国の緊急事態宣言は対象地域が広がっている。福井1区で出馬予定の立憲民主新人、野田富久さん(73)は「解散時期や投票日は全然読めない」と困惑。内閣支持率の低下を踏まえ「理想を言えば菅政権で選挙をしたい」と語る。
 同じく福井1区で立候補予定の共産新人、金元幸枝さん(63)は衆院議員の任期満了が十月二十一日であることを念頭に「解散はどんなに遅くても十月前半」と予測。その上で「こちらとしては、いつでもどうぞ」との立場だ。
 ◇  ◇  ◇ 
 衆院の解散時期が遅れに遅れていけば、議員の任期満了日に首相が解散に踏み切る可能性もある。公選法ではこの場合、投開票日を十一月二十八日まで遅らせることができ、これが最も遅いケースとされている。

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