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繊維スポーツ12種紹介 中能登町 ルールブック製作

2021年8月21日 05時00分 (8月21日 11時05分更新)
町職員らが考案した12種類のスポーツを紹介する「繊維スポーツルールブック」=中能登町役場総務庁舎で

町職員らが考案した12種類のスポーツを紹介する「繊維スポーツルールブック」=中能登町役場総務庁舎で

「障害や年齢問わず楽しんで」

 誰もが気軽にスポーツに取り組めるよう、中能登町は、繊維産業が盛んな町の織物を使ってプレーする種目を「繊維スポーツ」と位置付け、内容を紹介するルールブックを新しく製作した。二十四日開幕の東京パラリンピックも控え、障害者や高齢者、子どもから大人まで全ての人が楽しめるご当地スポーツを広めたい考えだ。(大野沙羅)
 心のバリアフリー先進地を目指し、町障害攻略課が二〇一七年四月から始めたプロジェクトの一環。「繊維のまち」を生かした独自のスポーツを町職員らが考案し、普及に取り組んでいる。
 繊維スポーツは現在、全十二種類。同町井田にある不動滝でとれた石を指定の重さまで布に詰めていく「不動石は何グラム?」や、どぶろく特区の町の歴史や生産工程を紹介したカードに繊維の糸で作った玉を当てる「どぶろっくアウト」などがあり、座った状態で取り組めるものも多い。全てのゲームに町の繊維で作った道具を使い、町の特産品や名所、持続可能な開発目標(SDGs)の考えと結び付けている。
 ルールブックはA5サイズで、各スポーツのルールを写真やイラストを交えて紹介。それぞれのスポーツに込められた思いや遊ぶこつも知ることができる。発行は二冊目で、全てのスポーツをそろえ内容を一新。二千部発行し、町役場総務庁舎のほか、同町良川の社会福祉法人「つばさの会」や社会福祉協議会などで無料配布している。
 町では、町職員が直接遊び方を教える出前講座も開催。生涯学習課で申し込みを受け付けている。担当者は「パラリンピックもまもなく始まり、障害や年齢を問わずいろいろな人が新しいスポーツに取り組める機運を醸成できれば」と期待を込めた。

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