アユ良型そろう 岐阜・馬瀬川上流
2021年8月20日 05時00分
岐阜県下呂市の馬瀬川(馬瀬川上流漁協管内)に12日、釣行した。アユのサイズは良かったが渋く数は望めない状況だった。水位約20センチ高、水温18度、気温低下、午後から雨、アカ腐れ。そのなか、自分なりに攻略法を模索した。 (中日釣ペン・餌取春義)
実は前日11日に夕方狙いで少し竿を出してみたが渋い状況だった。釣り荒れ感もあり、アカ腐れも進行している。釣り人が多いポイントは良くないと判断。当日は管内の少し下流側の名丸橋から約500メートル下流を選択した。旧道側が工事で通行止めとなっているため、釣り人もたくさん入れる場所ではない。
変化のあるトロ場で9時に竿を出すが1時間釣果なし。考え方が甘かったか。手前の流れのスジでようやく20センチが掛かった。石の色は黒っぽい。黄色の石はアカが腐っている。3匹同サイズが掛かったが、釣り返しは利かない。
午後は場所移動し、黒い石が多くある所を探した。惣島橋下流約700メートル付近がイメージにピッタリだったので、ここで始めた。すぐに掛かったが、その後は1時間ほど釣果なし。砂地に黒い石がある所で目の覚めるアタリがあり、23センチが掛かった。分かったことは石が敷き詰められている場所はNG。キーワードは黒い石でも「砂地」があるポイントだ。
アカ腐れでも砂地だと石の下側が砂で削られて腐っておらず、良いアカが付いている。黒い石の下側を食んでいるのだ。昔、馬瀬川に精通する釣り人から聞いたことがあり、それを思い出した。その後は砂地の黒い石にロックオン。
砂地側にオトリを置いてマイナステンションで泳がせる。すると、目印が吹っ飛ぶアタリが連発した。今までの釣りはいったい何だったのか。雨も降りだし、つい先日までの猛暑とは一転して寒いが、アユも私もスイッチが入る。
次はこの日一番のアタリで対岸まで一気に突っ走った。デカイと確信。引きを楽しみながらぶち抜いたのは24センチだった。ただ、釣り返しが利かないので狙うポイントを足で探していく。
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