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矢板中央の肝っ玉1年GK藤井「PK負けた記憶ない」秋まで控えも県予選決勝も2本止め今や不動の守護神

2019年12月31日 19時40分

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矢板中央―大分 PK戦で大分を破り喜ぶ矢板中央のGK藤井(左)らイレブン

矢板中央―大分 PK戦で大分を破り喜ぶ矢板中央のGK藤井(左)らイレブン

◇31日 全国高校サッカー1回戦 矢板中央 2(PK6-5)2 大分(ゼットエーオリプリスタジアム)

 矢板中央は2―2で迎えたPK戦を6―5で制した。
 読みと反応の良さで完璧に止めた。2―2の同点で突入したPK戦。矢板中央の藤井は大分7人目のキッカー竹谷のシュートに見事に反応し、懐に収めた。「(小学生のときから)PK戦で負けた記憶がない。必ず1本は止めていた。得意なんです」。まだ幼さも残る顔ではにかみながらも胸を張った。
 3年生の正GK溝口のけがをきっかけに抜てきされたのが秋口。最初は「緊張して(DFラインの)先輩への指示も出せなかった」が、試合を重ねるごとにたくましさを増す。高橋健二監督(51)も「(チームに10人以上いる)他のGKも試したが、キック、シュートセーブといいものを持っている。今はよく周囲に声掛けもしているし、自信を持ってゴール前に立っている」と目を細める急成長。不動の守護神となった。
 やはりPK戦となった佐野日大との県予選決勝でも2本止め、3大会連続選手権出場の立役者となった。ただ、試合前などに母・真希さん(49)がLINEで送ってくる「常に謙虚に」の教えを胸におごることはない。この日も2失点を重く受け止め「自分のポジショニングに問題があった」と浮かれた様子は見せなかった。

 4強入りした一昨年のチームや、8強入りした昨年のチームには劣る。だが「粘りみたいなものは出てきた。県予選から無失点試合がないので次こそはうちらしく1―0で勝ちたい」(同監督)。堅守が矢板の代名詞。その実現には藤井が欠かせない。

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