本文へ移動

子どもと“創る”児童館 運用ルール、企画イベント…話し合い

2021年8月20日 05時00分 (8月20日 05時00分更新)
子どもの声を取り入れて完成した「らいつ」。寝そべって本が読めるスペースも=宮城県石巻市で

子どもの声を取り入れて完成した「らいつ」。寝そべって本が読めるスペースも=宮城県石巻市で

  • 子どもの声を取り入れて完成した「らいつ」。寝そべって本が読めるスペースも=宮城県石巻市で
  • 新しくできる児童館の設計に意見を出し合う子どもたち=2020年9月、岐阜県笠松町で
 子どもの居場所や遊び場として、全国各地に設けられている児童館。利用する際のルール作りやイベントの企画などに、子ども自身の声を取り入れる動きが広がっている。大人のお仕着せではなく、自分たちで意見を出し合って実現させる経験は、施設や地域への愛着を深めるのにも役立っているようだ。 (吉田瑠里)
 二〇一四年一月、宮城県石巻市にオープンした市子どもセンター「らいつ」。東日本大震災後の一一年七月、国際支援団体「セーブ・ザ・チルドレン・ジャパン」(東京)の呼び掛けで、「復興のために何かしたい」と、小中学生らが「子どもまちづくりクラブ」を結成したのがきっかけだ。
 地震で公園はがれき置き場に姿を変えた。家をなくし、狭い仮設住宅で暮らす子も多かった。「体を動かして遊べる場、ゆったりくつろげる場がほしい」。メンバー約三十人はそんな願いを込め、地域の子どもら約百人に聞き取りをして、自分たちが望む児童館を考えた。それを基に「セーブ−」が寄付を募って建設、市に寄贈したのが、らいつだ。

深まる「地域愛」

 利用時のルール作りや備品購入に至るまで、運営の中心は子どもたちだ。例えば、昨年十月から使えるようになった無線LA...

中日新聞読者の方は、無料の会員登録で、この記事の続きが読めます。

※中日新聞読者には、中日新聞・北陸中日新聞・日刊県民福井の定期読者が含まれます。

関連キーワード

PR情報