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J1浦和内定の主将が決めた!!「自分らしくない」武田のトドメ弾で連覇狙う青森山田が4強入り

2020年1月5日 21時39分

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チーム3点目のゴールを決め、駆けだす青森山田の武田(中央)

チーム3点目のゴールを決め、駆けだす青森山田の武田(中央)

◇5日 全国高校サッカー選手権準々決勝(等々力) 青森山田(青森)3-2昌平(埼玉)

 青森山田は開始19分で2得点。立ち上がりから一気呵成(かせい)の快勝ペースながら、黒田監督に喜びも安堵(あんど)もなかった。一昨年のインターハイ2回戦で、昌平に2点差をひっくり返された悪夢がよぎる。「2点ではまだ危ない。できるだけ貯金がほしい」と決して手綱を緩めない。指揮官の攻撃タクトに呼応したのが主将の武田だった。
 前半42分。武田が敵陣やや右サイドで球を持つと、逆サイドへ大きく展開。「(マーカーの)ボランチが付いてこないのは分かっていた。スペースがあったので走り込んだ」と勢いよくゴール前へ向かった。浦川から左クロスは目の前で大きく弾んだが、待ち構えず、頭から飛び込んだ。
 「自分らしくないゴール。気持ちで押し込みました」。浦和入りが内定している司令塔が、ユニホームを汚して奪った価値あるトドメ弾だった。
 昨年度大会を制したチームには檀崎(札幌)、三國ケネディエブス(福岡)ら個性的なタレントがいたが、「今年はやんちゃな選手はいない分、すごく誠実に取り組む」と黒田監督。その筆頭が武田だった。技術力を生かしてパスを配球するだけでなく、「ドリブルで持ち運んだり、強引にシュートに行ったり」(武田)。状況を見ながら、高精度のプレーで目的を完遂する。その姿勢が4強切符をたぐり寄せた。
 青森山田は2000、01年度の国見高(長崎)以来となる大会連覇へ一歩前進。武田は「絶対に優勝したい」と力を込めた。

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