【天皇杯】名古屋が神戸撃破!準々決勝進出 後半44分に決勝ゴールのシュビルツォク「ありがとう」
2021年8月18日 23時09分
◇18日 サッカー天皇杯4回戦 名古屋1-0神戸(豊田ス)
名古屋が後半44分に先制し、1-0で神戸を破り、準々決勝進出を決めた。
◇
名古屋のヤクブ・シュビルツォク(28)は両手を大きく広げ、全身でファンと喜びを分かち合った。0―0で迎えた後半44分、鮮やかなカウンターの流れからFW柿谷、FW前田とつなぎ、最後に前田のクロスをシュビルツォクが仕留めた。落ち着いて右足で流し込み、来日初ゴールとなる決勝点を沈めた。
「移籍して最初のゴールというのは難しい。待ち望んでいたゴールを今日決められてうれしいし、これによっていい方向へ進んでいける。チームの皆に助けてもらったので、ありがとうという気持ちだ」
中2日のグランパスに対して、神戸は中8日の一戦。体力勝負は分が悪いとみたフィッカデンティ監督は、前半を我慢の時間と割り切った。自陣を固めて0―0で折り返すと、勝負手は後半18分。シュビルツォクとマテウスを同時に投入して攻勢を強め、最終盤で試合を決めた。
ゴール後すぐに向かったスタンドには、多くのポーランド国旗がたなびいていた。「異国の地で国旗が見られたのは、本当にうれしかった」。声を出せないファンの思いを胸に、最高の形であいさつを済ませた。
15日のリーグ湘南戦に続く新加入選手の決勝点で接戦を制し、7年ぶりの天皇杯8強へ進出した。コイ釣りが趣味というポーランド代表は「明日からは切り替えて、しっかりと次のゲームを見据えて取り組みたい」。ここから得点を積み重ね、11年ぶりのタイトルを釣り上げる。
【おすすめ記事】
【天皇杯・名古屋スタメン】15日湘南戦で決勝点アシストの相馬が神戸戦に先発
【J1名古屋】フィッカデンティ監督 クバに大きな期待 18日天皇杯神戸戦
【J1名古屋】シャビエル負傷で試合10分前に急きょ相馬ベンチ入り
【J1名古屋】攻守で勝利の立役者・金眠泰「今より信頼を得られるように頑張りたい」
関連キーワード
おすすめ情報
-
名古屋グランパス、ファン感謝デー3年ぶり夏開催 豊田スタジアムで7・23
2022年6月28日
-
ランゲラック1カ月ぶり復帰し90分間戦い抜く「すがすがしい」【名古屋グランパス】
2022年6月26日