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地域連携指導に肯定的回答多く 朝日町型部活動コミュニティクラブ

2021年8月19日 05時00分 (8月19日 10時27分更新)
地域指導者(写真奥)の指導で練習する女子バスケットボール部員=5月31日、朝日町で

地域指導者(写真奥)の指導で練習する女子バスケットボール部員=5月31日、朝日町で

教諭、指導者、生徒、保護者調査

 朝日町教委は中学校の部活動の一部を地域に任せる町型部活動コミュニティクラブについて、七月に行った四者(顧問教諭、地域指導者、生徒、保護者)アンケートの結果をまとめた。生徒の反応は上々で、教諭の負担軽減にもなっているが、活動中のトラブルや事故対応に懸念があることが分かった。 (松本芳孝)
 教諭の働き方改革と生徒への専門的指導のため、四月から朝日中学校の十一部のうち、野球、バドミントン、美術・情報の三部を除く、柔道やバスケットボール、ソフトテニスなど八部の活動を、平日と週末の各一日、地域に委ねた。
 アンケートは顧問教諭十八人、地域指導者十七人、生徒と保護者各二百十人を対象に実施。教諭と指導者は全員、生徒は百八十六人(88%)、保護者は百五十五人(73%)が回答した。
 クラブの取り組みは、顧問教諭、地域指導者ともに94%が「良い」か「やや良い」と評価。地域指導者との連携指導は、両者とも全員が「良い」か「やや良い」と評価した。また、顧問教諭の58%が時間外勤務が減ったとし、75%が肉体的・精神的負担が減ったと回答。両者とも、トラブルや事故発生時の対応を課題の上位に挙げた。
 一方、生徒の86%は指導の充実を感じ、85%は体力や技術の強化につながっていると評価。活動日数増も71%が前向きだった。課題については「困りごと、悩みごとがない」が最も多く、教諭が活動場所にいないことに不安を感じているのは6%にとどまった。保護者の94%も学校と地域の連携指導に肯定的で、88%が期待を持っていた。
 木村博明教育長は「県内に先駆けて実施した取り組みの課題がアンケートで浮かび上がった。教諭の負担感低減と時間外勤務減の数字が異なるのは、部活動の負担が減った分をこれまでできなかった仕事に充てているからではないか」と話した。

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