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ソダシ札幌記念が古馬と初対戦 厩舎長「さらにいい状態で送り出すことができた」【村本浩平コラム】

2021年8月18日 06時00分

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札幌記念に向け、函館で調整するソダシ

札幌記念に向け、函館で調整するソダシ

◇馬産地ライター村本浩平の「馬産地インサイ道」
 オークス出走から5日後の5月28日。ソダシはデビューまでの時間を過ごしたノーザンファーム空港へと帰ってきた。
 「見た目には感じられないような疲れが残っていたので、2週間ほどは楽をさせた後に、コースでの調教を再開しました」と話すのは騎乗育成を手掛けてきた中川晃征厩舎長。ソダシにまたがるのは2歳時以来となるが、そのころから感じていた完成度の高さに上積みするかのような、成長力も感じ取れたと話す。
 「乗り出した当初は、身体をほぐしながら走らせていたのですが、まさに日に日に動きが良化していきました。元の状態に戻すというよりも、さらにいい状態で送り出すことができたと思っています」(中川厩舎長)
 この世代の牝馬では、主役級の成績を残してきたソダシではあるが、この札幌記念が古馬とは初めての対戦となる。
 「強いメンバーがそろいましたが、ソダシ自身も今後を占う意味では、試金石となるレースだと思っています。オンとオフの利く性格からも、距離はマイルから中距離までこなせると思っていましたし、結果も出ている洋芝で、それを証明してほしいです」(中川厩舎長)
 白毛馬として、さまざまな快挙を成し遂げてきたソダシだが、中川厩舎長は海外での活躍も思い描く。
 「世界の競馬ファンにも、ソダシの姿を見てもらいたいです。その未来に向けて、まずは札幌記念を無事に走り切り、最高の結果が出ることを期待しています」
 純白の白星街道は途切れたが、さまざまな経験を糧としていくソダシの未来は、その毛色と同じようにさん然と光り輝いている。

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