Jリーグ公式戦中止&延期はファンのため…村井チェアマンが最後まで拒んだのが無観客試合「手段として取るべきでない」

2020年2月26日 01時51分

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清水―FC東京 マスクをつけ試合を観戦するサポーター=23日

清水―FC東京 マスクをつけ試合を観戦するサポーター=23日

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◇記者の目

 Jリーグは25日、東京都内で理事会を開き、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、3月15日までに予定していた全公式戦の中止と延期を決めた。日本国内の主要プロスポーツで同ウイルスの影響による中止は初。J1、J2、J3、YBCルヴァン杯が対象で計94試合。村井満チェアマン(60)は「国難」と重く受け止めた。
 公式戦の再開を3月18日に設定した理由について、村井チェアマンは政府の専門家会議の「瀬戸際」見解を基準にして、「余裕をみて(中断期間を)3週とした」と説明した。ただ、目に見えぬ新型コロナウイルスの正体はいまだ不明で、状況はなお予断を許さない。
 開催延期という異例の決断の裏側で、「最後の最後まで手段としては取るべきでない」と村井チェアマンが否定したのが無観客試合の開催だ。
 「勝った、負けたを競い合うだけでなく、ファンやサポーターにそれ(試合)をお届けするために存在している」
 プロスポーツとしての存在意義、価値とともに、ファンに支えられてこその思いがある。開幕節のスタジアムはマスク姿の大観衆で埋まった一方で、やはり“悪夢”への想像は難しくなかった。
 市中感染の脅威が叫ばれ、最悪の場合、選手やスタッフ、クラブ関係者から感染者が出てもおかしくなーい。再開するにしても、中断延長にしても、Jリーグが難度の高いかじ取りを迫られるのは間違いない。
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