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相次ぐ土砂災害、住民不安 県内で再び大雨の恐れ 

2021年8月17日 05時01分 (8月17日 08時21分更新)

土石流が起きた現場。左は中央道=岡谷市川岸東で

 前線の影響で県内は十二日から十五日にかけて記録的な大雨となり、岡谷市で母子三人が土石流に巻き込まれて死亡したほか、中南信地域を中心に土砂崩れが相次いだ。十七日昼前から十八日にかけて再び警報級の大雨となる可能性があり、緩んだ地盤で土砂崩れが発生する恐れがある。被害を受けた地域の住民の不安が強まっている。
 県によると、十六日正午時点で死者を除く人的被害は岡谷市で二人、須坂市で一人が確認された。いずれも軽傷。佐久市と上松町ではそれぞれ一世帯が一部損壊の被害に遭った。床上浸水は辰野町で三世帯、床下浸水は塩尻市や上松町、木祖村などで計四十二世帯に上る。土石流は岡谷市を含めて四カ所で発生し、崖崩れも飯田市や大桑村など四カ所で起きた。
 岡谷市の土石流発生現場の近くでそば店を営む大橋勝彦さん(76)は「また山が崩れるのではないか」と話す。店の駐車場にも土砂が押し寄せた。「さらに雨が降ればせっかく片付けた土砂がまた流され、散らかってしまう」。住民の女性は「今度は自分が巻き込まれるかも」と不安をのぞかせ、「これ以上被害が大きくならないで」と祈るように語った。
 避難指示は十六日正午時点で岡谷市や塩尻市、上...

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