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愚痴らせてもらいます…リーグ再開のG戦なぜ大野雄を使わない?復活してもらわないと3位は見えてこない【立川志らくのドラ放談】

2021年8月17日 06時00分

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今回は愚痴っぽくなってしまった立川志らく

今回は愚痴っぽくなってしまった立川志らく

 竜党を自負する著名人が独自の視点でドラゴンズ愛をつづる企画「ドラ放談」。16日に58歳の誕生日を迎えた落語家の立川志らく師匠がリーグ戦再開後初カードの巨人戦で3連敗したことを大いに嘆いた。これで中断期間前の広島戦の3連敗を含めて悪夢の6連敗。東京五輪で金メダルに輝いたエースの大野雄大投手(32)を次カードの広島戦に温存させたことにも納得していない様子だ。今回のコラムはかなり愚痴っぽくなっています―。
    ◇
 五輪でのわれらが大野雄。素晴らしかった。米国人が恐れおののいたとのこと。それはピッチング以上に彼の名前。OH NO。なんてこった! さらに雄大、YOU DIE。おまえは死ぬ。クローザーとしては最高の名前。
 もちろんピッチングも素晴らしかった。さらに素晴らしかったのは金メダル授賞での彼の行動。木下雄介投手への思い。多くのドラゴンズファンが涙した。欲を言えば、決勝でも投げてほしかった。先発かクローザーか。力から言えばセ・リーグ/ナンバー/1の投手。まあ、あの舞台で活躍してメジャーに持っていかれたらたまらないけど。
 で、問題は公式戦だ。いきなり読売戦でコケた。シーズンを通して絶対に負けられない試合というのが何試合かある。その1試合が間違いなくあの読売戦。先発は柳裕也。そりゃ当然なのだが、私は大野雄で行くべきだと思っていた。
 このコラムで前回書いた。大野雄には五輪で活躍してもらい、自信を取り戻し、後半戦は大野雄で勝ちまくり、クライマックスへ突入!―と。五輪では1回の登板しかなかった。でも、あの投球。そして木下雄の悲劇。大野雄なら、木下雄のためにも絶対に良い投球を見せてくれたはずだ。
 もし、あの読売戦を大野雄で落としたら今年は終戦。それならば、まだ諦めがつく。何だか分からないうちに、それもやっぱりなあ、で、終戦なんてたまったもんじゃない。
 他のチームをご覧。後半戦のスタート、どのチームも侍ジャパンの選手たちが活躍していた。メディアも彼らにスポットを当てていた。なぜ大野雄を使わない? 首脳陣は五輪の疲れから2軍の広島戦で調整登板させるつもりだった。それが雨でなくなり、シート打撃で投げた。
 その首脳陣の気持ちは分かる。でもね、読売戦の後、大野雄が投げるのは広島戦。前回の7月12日の同カードでは今季最短降板。もしここでまた打たれたら。広島戦で本当の終戦を迎えていいのか? 
 まあ、今さら言ってもどうにもならない。ドラ党の愚痴です。負けが込んでくると愚痴が多くなる。とにかく大野雄に復活してもらわないと、3位は見えてこない。
 あとは高橋周平の不調。15日の巨人戦で6番に下がったが、私は前々から3番を推している。その理由は3番が似合う男だから。でもね、不調な時、5番は危険だ。相手投手は4番と勝負せず5番に。プレッシャーがすごい。こいつなら打ち取れると相手投手が思って挑んでくるのと、こいつの後には4番がいるから何とか打ち取らないとと思うのと、どちらが楽に打てるかは明白だ。
 投手は大野雄が鍵ならば打撃は周平が鍵になる。あとは捕手。読売戦でアリエル・マルティネスを使った。2軍戦での活躍によるものだが、私は木下拓哉で行くべきだと思う。これは権藤博さんの受け売りだが、ドラゴンズの未来のためにも木下拓で固定すべきだ。ましてや打率2割7分打っているんだ。マルティネスの打撃を期待するのなら、当面は代打の切り札でいい。手首の故障の再発も怖いからね。
 これはドラ党の愚痴ではなくアドバイス。何としても広島戦で本当の終戦を迎えることなく、クライマックスへののろしをあげていただきたい! 
(落語家)
 ○…志らく師匠が推す高橋周の3番打者での今季成績は33試合で打率2割4分8厘、3本塁打、14打点で12三振。5番では46試合で打率2割6分2厘と率こそやや高いものの、三振については「38」と3番の時よりも3倍以上も多い。
 19日の広島戦での先発登板が見込まれる大野雄は敵地での同カードで通算2勝8敗、防御率4・54と苦しむ一方で、ホームでは同8勝5敗、防御率2・75。広島との3連戦で負けが込めば、最下位転落もあるだけに、金メダル男の底力を見せたい。
 ▼立川志らく(たてかわ・しらく) 1963年8月16日生まれ、東京都出身の58歳。本名・新間一弘。日大芸術学部在学中の85年10月に落語立川流家元の立川談志に入門。88年に二つ目となり、95年に真打ち昇進。映画に造詣が深く、「シネマ落語」で注目を集める。98年の「異常暮色」で映画監督デビュー。2003年に劇団下町ダニーローズを結成した。TBSテレビ系の情報番組「ひるおび!」でコメンテーターを務める。

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