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日本スポーツ界に衝撃! 日本サッカー協会・田嶋会長 コロナ陽性

2020年3月18日 02時00分

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取材に応じる日本サッカー協会の田嶋幸三会長=3月10日、東京都内で

取材に応じる日本サッカー協会の田嶋幸三会長=3月10日、東京都内で

 日本スポーツ界に衝撃が走った。日本サッカー協会は17日、田嶋幸三会長(62)が新型コロナウイルス検査で陽性だったと発表した。同会長は国際サッカー連盟(FIFA)理事や日本オリンピック委員会(JOC)副会長など、国内外のスポーツ団体で要職を務めており、2月下旬から3月上旬にかけ、会議への出席や女子W杯の招致活動のため英国やオランダ、米国へ渡航。帰国後は国内で複数の会議に出席しており、コロナ禍がどこまで広がるかは全くの未知数だ。
 世界中で感染が拡大する新型コロナウイルスの脅威が、ついに日本スポーツ界の要職者にも飛び火した。田嶋会長は15日に微熱があったため、16日に東京都文京区の保健所に相談。海外渡航歴や欧州サッカー連盟(UEFA)総会で、感染が判明したセルビア協会のスラビサ・コケーザ会長が「近くにいた」ことなどを伝えた。診察を勧められ、精密検査を受けた結果、17日午後に陽性と診断された。
 発症は14日で、現在は微熱とともに肺炎も発症しているという。田嶋会長はJFAを通じて「元気です。医師の指示に従い、治療に専念していきます」とコメントを発表した。
 田嶋会長は2月28日から海外へ渡り、北アイルランドのベルファストで開かれた国際サッカー評議会(IFAB)年次総会に出席。3月2日にオランダ・アムステルダムで開催されたUEFA理事会では2023年女子W杯招致のプレゼンでスピーチした。
 同3日のUEFA総会に出席したコケーザ会長、スイス協会のドミニク・ブラン会長ら感染者が出ている。当時、欧州ではまだ新型コロナウイルスへの危機意識が驚くほど低く「ハグや握手、(頬と頬を軽く合わせる)ビズなども行っている状況だった」という。
 その後、米国へ移動し、なでしこジャパンが出場した親善大会を視察。8日に帰国後は日常生活を過ごし、先週はJFAハウスへ赴き、14日の理事会の準備や会議などをこなした。
 田嶋会長はFIFA理事、JOC副会長を務め、東京五輪・パラリンピック組織委の理事も担うスポーツ界の重鎮。それだけに「私と接触した方にしっかりと伝えなければならない。そして、お世話になっている文京区の方々に迷惑をかけてはならないと思い、このような形でお伝えすることとしました」と声明を出した。
 国内外を飛び回った田嶋会長だけに、感染経路の特定は困難。Jリーグは中断、W杯カタール大会アジア2次予選は延期を余儀なくされ、東京五輪の中止や延期も取り沙汰される中、日本スポーツ界の中心人物の感染が与える影響は計り知れない。

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