J2群馬でも新型コロナ陽性 DF船津の感染発表 「申し訳ない気持ちでいっぱいです」
2020年4月1日 11時42分
サッカーJ2群馬は1日、DF船津徹也(33)が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
群馬によると、経過と症状の時系列は以下の通り。
3月26日夜に発熱感と倦怠(けんたい)感を覚え、同27日朝の検温で37・1度の微熱と倦怠感があったため練習を欠席。同日午後6時半には体温が38・3度に上昇した。
3月28日起床時の体温は37・6度。同日正午ごろ、群馬県内の病院で受診。同日夕の体温は37・1度だった。同29日起床時の体温は36・9度、同日夕は37・1度だった。
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感染防止の観点から、群馬は当面の間、トップチームの活動を停止し、選手たちは自宅待機となった。チーム内に症状を訴える選手、スタッフはいないが、保健所の指導の下、濃厚接触者の特定を急ぐ。トレーニングで使用した施設の消毒などを実施する予定。
船津は「今回はファン、サポーターの皆様、クラブ関係者様、スタッフ、全選手、その家族や友人、関わる全ての方々にご迷惑とご不安をおかけしてしまい、本当に申し訳ありません。コロナウイルスは、ニュースで毎日目を通してきて、一人の人間として、サッカーに関わる者として、できる限りの予防、対策をしてきました。
しかし、今回このようなことになり、周りにどれだけの迷惑がかかるのか計り知れず、申し訳ない気持ちでいっぱいです。今は他の方々に感染が拡大していないことを心から願うしかできないです。
重ね重ねではございますが、多くの方々にご不安やご心配をおかけしてしまっていることを心からお詫び申し上げます。大変申し訳ございません」とコメントを発表した。
Jリーグでは同日、J1神戸がトップチームの関係者が新型コロナウイルスに感染したと発表。チームドクターの判断により兵庫県内の病院でPCR検査を受けた結果、3月31日午後9時に陽性判定が出たという。感染者に発熱、せき、味覚・嗅覚障害などの症状はないという。チーム内の感染者は、元日本代表DF酒井高徳に続いて2人目となる。
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