英国政府がプレミアリーグに可及的速やかなシーズン再開を要請&サポート
2020年4月28日 12時29分
英国のオリバー・ダウデン・デジタル文化メディアスポーツ相(41)が27日、新型コロナウイルスの感染拡大で中断しているイングランド・プレミアリーグと再開に向けて協議をしていることを国会の質疑で答弁した。
「可及的速やかな再開ができることを望んでいる。そのためにサッカー界をサポートし、プレミアリーグと協議している」。政府の援助とお墨付きを得た形となり、プレミアリーグが最短で6月のシーズン再開に向け、動き始めた。
すでに練習再開を表明していたアーセナルに続き、同日にはブライトン、トットナム、ウエストハムもトレーニング施設の再オープンを発表。今週から多くのクラブが個人練習を再開し、5月18日からチーム練習を始めると見られる。早ければ6月8日にシーズンを再開し、7月末までに残る92試合を消化する計画を立てている。
英国では3月23日から都市封鎖(ロックダウン)が始まり、すでに5週間。少なくとも5月7日まで続くため、行動制限によるストレスをためる国民も多い。27日時点で感染者数は15万2844人で、死亡者数は2万732人。1日あたりの感染者数と死亡者数が減少する兆しは見られない。
それでもロックダウンを解除し、プレミアリーグの再開を決断するのか。英政府は難しい判断を下さなければならない。
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