30年ぶりVかかるリバプールサポvsエバートン派の市長で大論争「無観客でも数千人集まる」「根拠ない」
2020年5月1日 14時50分
イングランド・プレミアリーグで首位を独走し、30年ぶりのリーグ優勝の可能性があるリバプールは30日、リバプール市長の「シーズン再開はばかげている」という発言に対し、「残念だ。根拠を欠いている」と反論の声明を発表した。SNS上では、同じリバプールを本拠とする、ライバルのエバートンのファンも加わり、一大論争を繰り広げている。
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、中断しているプレミアリーグ。残り92試合を消化するため、6月の再開に向けて準備を進めている。リバプールは9試合を残し、2位のマンチェスター・シティーに勝ち点25差をつけて独走中。プレミアリーグ発足前の1989-90年以来のリーグ優勝まで、あと2勝に迫っている。
リバプールのジョー・アンダーソン市長(62)は同日、「たとえ無観客試合でも、数千人のファンがアンフィールド(リバプールの本拠地)の周囲に集まるだろう。ダメなことだ。警察が出動しても、彼らにソーシャル・ディスタンシング(社会的距離の保持)を守らせるのは不可能だろう。ばかげた状況だ」と英BBC放送の取材に答え、シーズン再開に猛反対した。
これに対し、リバプールは「アンダーソン市長の発言は残念だ。ファンの代表者とは緊密に連絡を取り合っている。根拠に基づかない主張だ。これまでも市長とは無観客試合でのシーズン再開について、常に意見交換してきた。今後もさらに会話ができることを望む」と不満をあらわにした。
アンダーソン市長は熱烈なエバートンファンとして知られており、町を二分する論争に発展している。
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