サッカー1試合の交代枠を一時的に3人から5人へ 過密日程で「選手の健康を考慮」異例の早さで承認
2020年5月9日 12時01分
1チームの交代機会は1試合3回まで
サッカーの競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)が8日、1試合の交代枠を3人から5人に増やす一時的な規則改正案を承認したと発表した。これは国際サッカー連盟(FIFA)が、各国で中断している今季リーグ戦を再開した場合、過密日程になるため「選手の健康を考慮するべきだ」と提案し、異例の早さで承認された。
試合の進行を円滑にするため、1チームの交代機会は1試合3回まで。またカップ戦などで延長戦に入る場合は、さらにもう1人の交代枠とその機会が与えられる。SNSや各国メディアでは、サッカーがどう変化し、指揮官の采配にどんな影響があるか、さかんに議論されている。
この規則改正は今季のJリーグや、欧州各国のリーグ戦など、2020年12月31日までに開始、もしくは終了する公式戦で適用が可能。実際に導入するか否かは、それぞれの主催者が判断する。
また今年夏以降に開幕する欧州各国のリーグなど、2020-21年シーズンにも適用するかどうかは、今後協議する。
またビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)は、これを採用しているリーグや大会でも、シーズン再開後に使用しないことも認める。別室でモニターを見るレフェリー陣の健康面が考慮された。
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