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サッカー選手交代枠増の一時的規則改正に南米連盟会長が不快感 「私たちの連盟との協議なしで決まった」

2020年5月10日 14時51分

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南米サッカー連盟本部と併設の博物館

南米サッカー連盟本部と併設の博物館

 南米サッカー連盟のアレハンドロ・ドミンゲス会長(48)が9日、1試合の交代枠を3人から5人に増やす一時的な規則改正案に「驚いた」と自らのツイッターで不快感を表した。これは国際サッカー連盟(FIFA)が、世界中で中断している今季リーグ戦を再開した場合に過密日程になるため「選手の健康を考慮するべき」と提案。競技規則を定める国際サッカー評議会(IFAB)が8日、この一時的な規則改正案を異例の早さで承認した。
 しかしFIFAの副会長も務めるドミンゲス会長は「私たちの連盟との協議なしで決まったこの規則改正に驚いた」と不満を表明。南米各国のリーグ戦やリベルタドーレス杯など南米カップ戦で導入するか否かは、「南米連盟では専門家委員会で分析、検討し、理事会で決める」とした。
 実はドミンゲス会長がFIFAとの対立をあらわにするのは、これが初めてではない。長年、アルゼンチン協会の会長とFIFAの副会長を務めたグロンドーナ氏が2014年に急逝。それ以来、FIFA内で南米のパワーが低下し、16年にイタリアとスイスの二重国籍を持つインファンティノ氏がFIFA会長に就任すると、その傾向はさらに強まった。ドミンゲス会長は、これまでも欧州主導で進むFIFAに対し、事あるたびに不満を表してきた。今回の5人交代制への不快感も、政治的な理由が背景にあると見られる。

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