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江の島を眺めながらコマセ五目 腰越港「秋田屋」から出船

2021年8月12日 05時00分

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レンタル道具で臨んだ練馬区の清水僚哉さんは根着きの金アジゲット。もちろんお味は最高

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 夏休みも後半戦、観光名所の江の島を間近に望む鎌倉市・腰越港「秋田屋」ではビギナーからベテランまで楽しめるコマセ(青物)五目で出船中。アジとイサキをメインにさまざまな魚が釣れていて、そろそろワカシやカツオといった青物の回遊も始まるだろうから、にぎやかさは、より一層増すはずだ。今回は夏休みのファミリーフィッシングにも好適な相模湾のコマセ五目釣りを紹介しよう。 (中日釣ペン 粕川晃)

◆鎌倉市・腰越港「秋田屋」

<概況> もっか秋田屋では前半をサビキ仕掛けでアジやイサキをメインに釣り、後半はウイリー仕掛けのコマセシャクリでワカシやサバ、ソウダなどの青物を中心にさまざまな魚を狙っている。釣り場は腰越沖の近場中心、しかも岸寄りなことが多いから、ビギナーや子ども連れにも何かと安心だ。
 釣果はサビキ釣りのアジ、イサキは好釣で、ズラズラ〜と連なって釣れるのはサビキならではの醍醐味(だいごみ)だ。ゲストにはウルメイワシやカマス、スズメダイなど。ウルメイワシ、カマスの味は言うに及ばずだが、普段は外道扱いのスズメダイも実は大変においしい。
 九州方面では珍重されているのは知っていたが、大抵は捨てられ、カモメの餌になることが多い魚。今回、数釣れたので筆者も初めて持ち帰ってみたのだが、小魚ゆえのさばきの面倒さはあったものの、刺し身、塩焼きともに味の方は極めて秀逸。もし釣れたら、ぜひ持ち帰ることをオススメする。
 青物狙いは「今年はまだ本格化しないですねー。ワカシやソウダガツオが釣れる日もあるんですが長続きしないんですよ」と斎藤太俊(たかとし)船長。澄んだ潮が入り込んだ影響もあるようだが、ここ数年ワカシの開幕はやや遅れ気味なので、今年も8月後半ごろには「お待たせ!」とばかりに元気いっぱいの姿を見せてくれるはず。そのころには30センチオーバー40センチ近くのイナダに育っているだろうから、釣るのも食べるのも楽しみだ。

◆「動かして止める」ビギナーもチャンス

<釣り方> サビキ釣りは船長の指示ダナ(10メートル程のことが多い)の前後2〜3メートルをチョンチョンと竿を揺らしながらリールを巻いて誘い上げていく。タナ上まできたら、またタナ下まで下げての繰り返しだ。
 ウイリー仕掛けの場合は海底までビシを下ろし、すぐに3メートルほど巻き上げ(根掛かり防止のため)そこから竿を「シャクってリール巻く」を6〜7メートル上まで繰り返す。
 どちらの釣り方でも他のコマセ釣りほどタナに対してシビアではなく(これがビギナー向けのゆえん)、サビキもウイリーもともに仕掛けを「動かしては止める」を意識すれば、まず誰にでも釣れると言っても過言ではない。

◆泳がせや根魚用も準備

<タックル&仕掛け> 基本としては図のようなサビキとウイリーの2種類の仕掛けを用意する。ともに受付や船での購入も可能で、特にサビキは船宿仕掛け(2組500円)が安定して釣れる。
 他にも秋田屋では周りの人に迷惑さえ掛からなければ、どんな釣り方をしても構わないので、イナワラやワラサ狙いの泳がせ用やカサゴやハタ類の根魚用などを持参するのも面白い。

◆おいしい小型 簡単に楽して皮ムキ

<料理> 釣れているアジ、イサキともに15〜20センチ前後と小型だがバカにするなかれ! 大型は時に外洋回遊性の場合があって「見た目ほど脂がない」こともあるが、小型は外れがなく、この時季は全てがウマい。「小さいからさばくのが面倒」と言う人にウリンボイサキの簡単なさばき方を伝授しよう。
 (1)イサキの肩口に浅く包丁で切れ目を入れる。
 (2)左手で頭を持ち、骨抜きで切れ目の皮をつかみ、一気に尻尾に向けて皮を引く。

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