本文へ移動

空手を五輪に再び引き戻すには世界を驚かす強い組手パフォーマー、期待している【山崎照朝コラム】

2021年8月11日 06時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
「組手」で銅メダルを獲得した荒賀龍太郎

「組手」で銅メダルを獲得した荒賀龍太郎

 第32回夏季五輪東京大会が8日、閉幕した。追加種目の空手は実施された男女の「形」と「組手(3階級)」で金銀銅各1個だった。男子形で喜友名諒(31)=劉衛流龍凰会=が重厚な演武で金メダル。女子の清水希容(27)=ミキハウス=も金メダルのサンドラ・サンチェス(スペイン)に優劣付けがたい僅差で銀メダルと結果を残した。
 空手は五輪で追加種目の継続を望んでいるが、国際オリンピック委員会(IOC)は昨年12月の理事会で2024年パリ大会については除外した。だが、柔道も1964年の東京五輪で採用され、4年後は不採用だった。その後、復活したことから関係者の今後に期待したい。それにしても東京大会は海外勢の活躍が目に付いた。今や空手は世界で1億人以上の愛好者がいるそうだ。ビッグ大会も外国で頻繁に行われるようになった。
 五輪は再び振り出しに戻ったが、東京大会の結果が今後の活動に後押しと“成る"か“否か"…。答えは難しい。「組手」で男子75キロ超級荒賀龍太郎(30)=荒賀道場=が男女で唯一の銅メダル。女子の組手でメダルが無かったのは残念だったが、良い方向に動けば、と思う。空手を五輪に再び引き戻すには世界を驚かす強い組手パフォーマー。期待しているのだが…。
PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ