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湖西市吉美に手作りキャンプ場 元リフォーム業・滝本さんが完成

2021年8月11日 05時00分 (8月11日 05時01分更新)
廃材などを活用し、手作りのキャンプ場をオープンさせた滝本宗男さん=湖西市吉美で

廃材などを活用し、手作りのキャンプ場をオープンさせた滝本宗男さん=湖西市吉美で

 湖西市白須賀の元リフォーム業、滝本宗男さん(71)が今月、同市吉美のJR東海道線南側の土地に個人でキャンプ場を完成させた。知人から管理を任された土地を埋め立て、リフォーム工事で出た廃材を活用してテントサイトなどを整備した。「湖西市には今まで主だったキャンプ場がなかった。密を避けるアウトドア人気に乗りつつ、地域の人に愛される名所にしたい」と力を込める。 (鈴木太郎)
 滝本さんは二十五歳で創業し、七十歳で事業を畳むまで、湖西市に根差して住宅リフォームを手掛けた。商売をさせてくれた地元に感謝の思いを還元したいとの思いがあり、自身の技術を生かして市民が憩える場所をつくろうと考えた。新型コロナウイルス禍でのアウトドア人気や、もともとキャンプが好きだったこともあり、昨年の事業引退後から本格的に開場準備を進めた。
 廃材置き場にしていた埋め立て地(約五千平方メートル)を一年かけて整備し、車を横付けできるオートサイト六つや、テントなどを張って過ごすフリーサイト十カ所のほか、流し台やトイレ、シャワー室を組み上げた。
 キャンプ場の名称は、デンマーク語で「居心地のいい空間」を意味する「ヒュッゲ湖西」と名付けた。Wi−Fiを完備し、テレワークも可能。生えていた木を一部残しつつ花壇を整備し、木陰の下で田園風景の中を走行するJR列車も楽しめる。
 オートサイト、フリーサイトは一泊でそれぞれ二千円と千円で、日帰りは半額。利用者は午前九時〜正午に電話で申し込む。
 今後は貸し農園の区画を順次整備。近隣の農業者や、市民活動団体との連携も考えており「利用者の笑顔を見るのが何より幸せ。地域の盛り上げに一役買いたい」と意気込んでいる。(問)滝本さん=090(8488)0631

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