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【浜名湖ボート・レディースチャンピオン】4年ぶりG1優勝の遠藤エミ「1節ノーハンマーは初めて」

2021年8月10日 19時20分

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ガッツポーズする遠藤エミ

ガッツポーズする遠藤エミ

 静岡県・浜名湖ボートのプレミアムG1「第35回レディースチャンピオン」は最終日の10日、12Rで優勝戦が行われ、1号艇の遠藤エミ(33)=滋賀=が1コースからコンマ10秒のトップスタートで逃げを決め、2017年・クイーンズクライマックス以来となるG1通算2回目の優勝を果たした。日高逸子、平山智加に続いて女子主要タイトルを手にするとともに、賞金1100万円を獲得して今年の女子賞金ランキング1位に躍り出た。2着は桜本あゆみ、3着には渡辺優美が入った。
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 取りたかったタイトルをついにつかんだ。17年の「クイーンズクライマックス」でG1初優勝を飾ってから4年、遠藤が女子レースの2大タイトル「レディースチャンピオン」でイン逃げ快勝。ついに真夏のクイーンに輝いた。
 強風の影響で1日順延となった優勝戦も「影響はなかった」と言う。ただ、誤算は1マークだった。1コースからコンマ10秒のトップスタートを決めたまではよかったが、「本当に下手くそすぎて情けなかった。やられたと思いました」。2コースの桜本に差し込まれたのだ。だが、今回の相棒はミスを帳消しにするだけのパワーがある。準優でも1マークで西橋にまくり差されたものの、2マークでまくって勝っていたが、この日はバックで桜本を突き放した。
 「前検から足が良かったのでここまでノーハンマーです。ノーハンマーで1節レースするのは初めて。足を信じてレースに集中しました」。1号機のハイパワーを全面的に信頼。ペラをたたきたくなる気持ちを抑え、五輪観戦などで、ペラ小屋には近づかなかった。
 今回の優勝で女子の獲得賞金トップに躍り出たほか、男子を含めた全体の賞金獲得も28位に浮上。「SGにつながったし、チャレンジCを意識して走っていきたい」と暮れに向けて、明確な目標もできた。
 「メンタルもそうですが、調整力や旋回力もまだ足りてない。それでも私以上に私を信じてくれる人がたくさんいて、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これからはもっと安心して買ってもらえるようにしたい」。ファンへ向けた言葉で最後は声を詰まらせたが、ファンから見れば、圧巻の強さを示した優勝だった。
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 ▼遠藤エミ(えんどう・えみ) 1988年2月19日生まれ、滋賀県出身の33歳。154センチ、45キロ。血液型A。八幡商高卒。選手養成102期生、滋賀支部所属。同期には河合佑樹、山田康二、樋口由加里、前田将太らがいる。2008年5月・びわこでデビュー(6着)。G1優勝は17年・クイーンズクライマックス(大村)以来2回目。通算優勝は34回。姉のゆみさんは元ボートレーサー。

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