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18歳騎手・永島まなみ、志願の北海道遠征は収穫いっぱいの日々

2021年8月10日 10時15分

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◇記者コラム<ターフビジョン>
 新人の永島まなみ騎手(18)=栗東・高橋康=は先週土日は函館で3鞍に騎乗して10、9、16着。札幌開幕週からの北海道シリーズに参戦しているが、今年の函館最終週も白星を手にすることはできなかった。「北海道に行くと勉強になることが多い。先輩からそう聞いて志願した」と自分の意志で決めた北海道遠征だが、レース後の表情には悔しさがあふれた。
 苦しみながら結果を残せない中でも収穫はあった。「函館は小回りで直線が短いコースで特殊でした。個性の違う多くの馬に騎乗させていただいて、いい経験ができ、自分の中での引き出しを増やすことができました」と、はにかんだ表情で遠征効果を語る。
 こちらが驚くほど競馬漬けの毎日だ。函館では自動車運転免許取得にも取り組んだというが、これも「仕事にも必要になることもありますから」と常に仕事第一なのは頭が下がる。
 「遠征で自分の時間が増えた」と言いながら増えた時間は競馬の勉強に充てた。「パトロールビデオを動画で繰り返し見て、道中の位置とか考えさせられることが多かった」と充実の日々を振り返る。
 まだ18歳。競馬の難しさを痛感しても楽しさ、喜びは満足に味わえていない。函館騎乗後はすぐに地方・高知へと移動。9日の「ヤングジョッキーズTR高知」での騎乗を終えると、今週からは小倉へとその主戦場を移す。「この経験を次に生かしていきたい」。スキルアップに励んで次の1勝を狙う。永島にとって今回の北海道遠征はのちに実りあるものになっているはずだ。(大野英樹)

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