ギロンが大事 巨人・阿部2軍監督が組織改革プラン「投手と打者で話し合いを」
2019年12月19日 21時48分
巨人の阿部慎之助2軍監督(40)が19日、阿部流の組織改革プランを披露した。
一方的に伝達する従来のミーティングだけでは、理想の組織はつくれない。「上から物言うだけじゃなくてディスカッションね。酒飲んでても良いからそういうの必要かなと」
参加するのは阿部2軍監督とコーチ陣、選手。規模は未定だが「投手と打者が話してほしい。投手がこう思っているとか、打者がこう思っているとかを分からせたい。時間がないけど取り入れていきたい」。それぞれの目線で意見を交わすことで底上げを図る。
ざっくばらんに議論するための秘策もある。「後輩がため口で先輩が敬語とか面白いなと」。これは、楽団を率いるバイオリニストの高嶋ちさ子さんが出演したテレビ番組に影響を受けたという。「(高嶋さんと)家がたぶん近い。いつもいくタピオカ屋さんにいるらしいから、会ったら感銘を受けましたと言いたい」と直撃プランも温めている。
この日は東京都内で行われた「2019ヤナセ・プロ野球MVP賞」の贈呈式に出席。車両本体価格734万円のベンツが贈られ「将来、この素晴らしい賞を僕が教えた選手がもらえるように、精いっぱい努力して指導にあたっていきたい」とあいさつした。常識にとらわれない指導者への第一歩が始まる。
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