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【東京五輪野球・福留孝介評論】「和」であり「輪」を感じる侍ジャパン”MVP”は3試合無失点の伊藤と全5試合登板の栗林にあげたい

2021年8月8日 06時00分

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優勝を決め、マウンドに集まって喜ぶ侍ジャパン

優勝を決め、マウンドに集まって喜ぶ侍ジャパン

 決勝戦は誰がというより、全員が必死にやった結果だと思う。金メダルを取るという気持ちが、試合ににじみ出ていた。何試合分にも相当する計り知れないプレッシャーの中、森下、千賀とよく投げた。
 大会全体を振り返っても、楽な展開は1試合もなかった。1つのプレー、一球、一球に集中して、決してあきらめることなく戦った。チームは一つ。日本らしい「和」であり「輪」を感じる侍ジャパンだった。
 MVPというか、最も印象に残った選手を2人挙げたい。3試合に投げ無失点の伊藤と、全5試合に投げ2勝3セーブの栗林だ。決勝戦もこの新人コンビが、見事にゼロを積み重ねてくれた。
 最後になったが、わがドラゴンズから1人参加した大野雄にも「お疲れさま」と言いたい。登板は少なかったが、この経験はすごく大きいと思う。もちろん、24人の侍と支えたスタッフにも心からおめでとう!
 僕はWBCで世界一になったことがあるけど、五輪、しかも自国開催での金メダルは全然違う。うらやましくもあり、本当にすばらしい。これからの野球界のためにも、最高の結果。この勝利で野球を好きになる子どもたちが、もっと増えてくれればと思う。(アトランタ大会銀、アテネ大会銅メダリスト)
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