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心から言いたい「大迫頑張れ」早大ライバル志方さん 8日男子マラソン

2021年8月8日 05時00分 (8月8日 05時00分更新)
かつてのライバル大迫選手にエールを送る志方さん=南牧村で 

かつてのライバル大迫選手にエールを送る志方さん=南牧村で 

  • かつてのライバル大迫選手にエールを送る志方さん=南牧村で 
  • 早大時代に「スーパールーキー」として注目された大迫選手(右)と志方さん(左)=2010年全日本大学駅伝で撮影
 ライバルの活躍を認められずにいた。南牧村の農家志方文典さん(30)。八日の東京五輪男子マラソンを最後に現役を退くと表明した大迫傑選手(30)=ナイキ=とは、早稲田大の競走部で競い合った。当時、思うような結果が出ない焦りからか嫉妬を募らせたが、いま向けるのは尊敬のまなざし。「偉大な大迫へ。心から頑張れと言いたい」(城石愛麻)
 全国高校駅伝に志方さんは西脇工業(兵庫県)、大迫選手は佐久長聖(佐久市)から出場し、それぞれ準優勝、優勝に導いた。ともに「スーパールーキー」として早大へ。「いつか大迫を追い越したい」。志方さんは大学入学時から意識していた。
 志方さんに異変が起きたのは大学二年の春。長距離の練習中に突然、左足が地面を蹴れなくなった。筋肉の収縮を引き起こす「局所性ジストニア」。治療は難しく、目の前が真っ暗に。練習では走れても、試合になると左足が言うことを聞かない。監督にも部員にも打ち明けられなかった。
 同じころ、東京五輪が決まった。憧れの舞台がすぐそばに来るのに、記録も気持ちも落ち込むばかり。結果を出さねばという重圧も足かせになった。一方、大学入学時は互角と思っていた大迫選手は記録を伸...

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