本文へ移動

唐門のよう 姿現す福井駅 駅名標も取り付け開始

2021年8月6日 05時00分 (8月6日 09時51分更新)

足場が解体され姿を現した駅の外観=いずれも5日、福井市日之出1から写す(蓮覚寺宏絵撮影)


 二〇二四年春に開業を予定している北陸新幹線金沢−敦賀間のうち、建築工事が進む福井駅で五日、駅名標の取り付け作業が始まった。周囲の足場が徐々に解体され、一乗谷朝倉氏遺跡の唐門をモチーフとした駅舎の全容が見えつつある。駅舎の完成予定は二二年夏ごろ。 (山本洋児)

駅名標を取り付ける作業員

 建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構(鉄道・運輸機構)によると、駅名標の取り付けは七日に終わる。この日は作業員四人がクレーンを駆使し、駅舎北側上部にステンレス製の文字を取り付けた。大きさは縦二メートル、横八メートルで「JR 福井駅」「FUKUI STATION」の文字が浮かび上がった。
 足場の解体が進んで外観も見え始め、細長い板を隙間を空けて平行に並べた「木調ルーバー」は唐門のように映る。鉄道・運輸機構北陸新幹線建設局の担当者は「工事の進捗(しんちょく)が県民の目に見えるようになった。親しまれる駅になるよう一日も早い完成を目指したい」と話した。
 福井駅は高さ二十二メートル、幅二十三メートル。デザインコンセプトは「太古から未来へ〜悠久の歴史と自然がみえる駅〜」となっている。高架橋の土木工事を経て、二〇年四月から建築の基礎工事がスタートした。現在は内装・設備工事が進んでいる。総工費は六十四億円。
 県内駅の外観は、越前たけふが八月下旬、芦原温泉が十二月下旬に見える予定。敦賀は十月末までに土木工事から建築工事に移行する。石川県の駅舎は加賀温泉が十月下旬、小松が十一月下旬に見える予定となっている。

関連キーワード

おすすめ情報