阪神新外国人ボーア“アイ・ラブ・ジョーク“会見「イチローが連れてきてくれた…指導?特にない」
2020年1月30日 02時07分
阪神の新外国人選手、ジャスティン・ボーア内野手(31)の入団会見はジョークあり、笑いありの和やかな雰囲気となった。「アイ・ラブ・ジョーク。人が笑ったり楽しんでくれるのが、うれしいんだ」と話すなどの一問一答は次のとおり。
―来日(28日)して今の心境は。
ボーア「この2年間、阪神からお話をいただいていた。いつか阪神でやりたい、という気持ちは大きくなっていた。それがかなって興奮している」
ボーア「この2年間、阪神からお話をいただいていた。いつか阪神でやりたい、という気持ちは大きくなっていた。それがかなって興奮している」
―阪神、甲子園のイメージは。
「阪神のことは自分なりに調べた。毎年のようにプレーオフに出る。歴史のあるチーム。ファンの多大な応援がある。サンズと一緒にチームの勝利に貢献できるよう頑張りたい」
「阪神のことは自分なりに調べた。毎年のようにプレーオフに出る。歴史のあるチーム。ファンの多大な応援がある。サンズと一緒にチームの勝利に貢献できるよう頑張りたい」
―日本の印象は。
「2017年に一度訪れたことがある。そのときから日本に魅了された。長い時間を過ごしたわけではないが、素晴らしい国と思った。戻ってこれて幸せな気持ち」
「2017年に一度訪れたことがある。そのときから日本に魅了された。長い時間を過ごしたわけではないが、素晴らしい国と思った。戻ってこれて幸せな気持ち」
(ここで通訳からミネラルウォーターをもらって一口水を飲むと、日本語で小さな声で「アリガトウゴザイマス」と感謝する)
―プレーの強みは。
「パワー、長打力が強みと思っている。外野の間を抜くような長打力が自分の魅力のひとつ。もしかしたら盗塁するかもしれないが(笑)。ファーストの守備もできると思っている(笑)」
「パワー、長打力が強みと思っている。外野の間を抜くような長打力が自分の魅力のひとつ。もしかしたら盗塁するかもしれないが(笑)。ファーストの守備もできると思っている(笑)」
―最近イチローと大谷と連絡を取ったことは。
「2人に日本の野球のことは聞いていない。通訳とは話をして、日本のこと、日本の野球のことなどを」
「2人に日本の野球のことは聞いていない。通訳とは話をして、日本のこと、日本の野球のことなどを」
―阪神では中軸を期待される。
「光栄に思う。期待に応えられるよう頑張るだけ。バットで貢献する」
「光栄に思う。期待に応えられるよう頑張るだけ。バットで貢献する」
―意気込みを。
「(日本語で)ニホンゴガ、スコシ、ワカリマス。(英語に戻り)サンズのコメントに乗っかるような感じになるが、言語もしっかり勉強して、チームによく知ってもらい、溶け込んでいきたい。強いチームは、みんながコミュニケーションを取れて、チームがひとつになる。そういうチームが上位へ行くと思うので、ひとつになれるように」
「(日本語で)ニホンゴガ、スコシ、ワカリマス。(英語に戻り)サンズのコメントに乗っかるような感じになるが、言語もしっかり勉強して、チームによく知ってもらい、溶け込んでいきたい。強いチームは、みんながコミュニケーションを取れて、チームがひとつになる。そういうチームが上位へ行くと思うので、ひとつになれるように」
―知っている日本語とファンへのメッセージを。
「オオキニ。イイオテンキデスネ。日本語に関してはそれぐらい。勝てる野球を楽しんでもらいたい。ファンの熱狂ぶりは聞いているので、しっかりプレーできるように頑張りたい」
「オオキニ。イイオテンキデスネ。日本語に関してはそれぐらい。勝てる野球を楽しんでもらいたい。ファンの熱狂ぶりは聞いているので、しっかりプレーできるように頑張りたい」
―来日した昨夜はよく眠れたか。
「よく眠れたよ」
「よく眠れたよ」
―契約したとき、早くコンビニのおにぎりを食べたいと言っていたが、もう食べたか。
「きょうの昼、コンビニのおにぎりを3個食べたよ(具を聞かれ、通訳がツナとエビマヨと返答)」
「きょうの昼、コンビニのおにぎりを3個食べたよ(具を聞かれ、通訳がツナとエビマヨと返答)」
―日本語が上手だ。
「契約してから日本語のCDを買って聞いてきた。書いて勉強したよ。妻と一緒に? ノー」
「契約してから日本語のCDを買って聞いてきた。書いて勉強したよ。妻と一緒に? ノー」
―奥さんはリポーターだとか。阪神での活躍を米国へリポートしてもらう?
「日本へ来るからその仕事は辞めたんだ。また機会があったら、やるかもしれないけど。それに彼女がリポートしたらオレがいい男に映るよ(笑)。まあ今は一緒にいるので、リポーターの仕事はない」
「日本へ来るからその仕事は辞めたんだ。また機会があったら、やるかもしれないけど。それに彼女がリポートしたらオレがいい男に映るよ(笑)。まあ今は一緒にいるので、リポーターの仕事はない」
―あらためて4番候補と期待されるが。
「どんな場面でも結果を出して、チームに貢献するのがプロのベースボール・プレーヤーと思うんだ」
「どんな場面でも結果を出して、チームに貢献するのがプロのベースボール・プレーヤーと思うんだ」
―日本の野球のビデオを見て、分かる名前はあったのか。
「ビデオは見たけど、名前は分からないな」
「ビデオは見たけど、名前は分からないな」
―米国はフライボール革命が話題。どれだけホームランを打つ?
「まずは優勝することが一番。そうなれば数字はついてくる。何本打つんだと聞きたいのだろうが、チームが勝っていけば数字はついてくる」
「まずは優勝することが一番。そうなれば数字はついてくる。何本打つんだと聞きたいのだろうが、チームが勝っていけば数字はついてくる」
―甲子園は左打者に不利な浜風が吹く。
「そんなときは右バッターになるよ(笑)。私は遠くへ飛ばすことが得意なので問題ないと思う」
「そんなときは右バッターになるよ(笑)。私は遠くへ飛ばすことが得意なので問題ないと思う」
―イチローの存在が日本球界入りを決断させたのか。
「ここに来た理由のひとつ。2017年にイチローが連れてきてくれた。レジェンドの姿を見たことが、日本へ来たかった理由のひとつなんだ」
「ここに来た理由のひとつ。2017年にイチローが連れてきてくれた。レジェンドの姿を見たことが、日本へ来たかった理由のひとつなんだ」
―イチローから打撃指導を受けたことは?
「特に何もない」
「特に何もない」
―イチローから学んだことは?
「マイアミ・マーリンズでイチローさんに出会った。同じタイプのプレーヤーではないが、ベンチ裏での準備など、試合に臨む姿勢とかが勉強になった。イチローさんは正しい野球人というか失礼のない立派な人だ」
「マイアミ・マーリンズでイチローさんに出会った。同じタイプのプレーヤーではないが、ベンチ裏での準備など、試合に臨む姿勢とかが勉強になった。イチローさんは正しい野球人というか失礼のない立派な人だ」
―背番号「41」に愛着を持っているようだが。
「小さいころ14をつけていて、高校では14がなくて、1と4をひっくり返して41を自分の番号にしたんだ」
「小さいころ14をつけていて、高校では14がなくて、1と4をひっくり返して41を自分の番号にしたんだ」
―タテジマのユニホームに袖を通してみて。
「タテジマはスリムに見えるのがうれしい。このユニホームを着られるのは誇りだよ。マーリンズのときストライプだったけど、そんなにいいユニホームではなかった(笑)」
「タテジマはスリムに見えるのがうれしい。このユニホームを着られるのは誇りだよ。マーリンズのときストライプだったけど、そんなにいいユニホームではなかった(笑)」
―怪力自慢はあるか?
「力ではないが、スーツの採寸をして、合うスーツがなくて。仕立ててもらう」
「力ではないが、スーツの採寸をして、合うスーツがなくて。仕立ててもらう」
―ジョークが多い。
「アイ・ラブ・ジョーク。笑ったり楽しんでくれるのがうれしいんだ」
「アイ・ラブ・ジョーク。笑ったり楽しんでくれるのがうれしいんだ」
―日本では「お立ち台」というのがある。勝利後のヒーローインタビュー。何かアイデアは?
「まだ準備できてないよ」
「まだ準備できてないよ」
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