(28)テレワークを先取り

2020年5月6日 02時00分 (5月27日 03時54分更新) 会員限定

新型コロナで外出自粛が続く中、税理士(画面)とテレビ会議で決算の打ち合わせをする筆者

 今、新型コロナウイルスの影響で世の働き方が大きく見直されている。だが、私は十年ほど前から「働くこと=会社通勤」という世間の常識に危機感を抱いていた。少子高齢化に伴い、人材不足が懸念されている現代社会にとって選択肢のない働き方は大きな損失になるからだ。
 二〇一六年に私は四カ月半の入院生活を送った。これほど長い期間、会社を留守にすることは社長として失格なのだが、私の会社は、当時から「テレワーク」を基本にしていた。病室にパソコンやスマートフォンを持ち込み、メールチェックや業務連絡などが最低限行え、仕事の状況が全く分からないということにはならなかった。
 最近ではテレワークの花形ツールとなっている「オンライン会議」も入院中の私には必要不可欠だった。ネットさえつながれば、病院にいようが、画面を通じて相手の顔を見ながら話ができる。今話題の「Zoom(ズーム)」というオンライン会議のツールを、私は五~六年前から最大限に活用していた。
 従来のオンライン会議は、慣れない人には登録や設定が難しく感じられていた。だが、Zoomが登場して以来、ハードルは下がった。主催者が会議用のアドレスを発行するだけで、誰も...

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