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デルタ株率 石川県内69%に 感染118人、「重症」ステージ3

2021年8月5日 05時00分 (8月5日 09時43分更新)
 石川県は四日、感染力の強い新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」が今月に入ってからの県のスクリーニング(ふるい分け)検査で69・5%に達したと発表した。同日、新たに一歳未満から八十代までの男女百十八人の感染も判明。一日当たりの感染者数は七月二十八日の百十九人に次いで多かった。監視指標では重症者用病床使用率が20・5%となり、約二カ月ぶりにステージ3(感染急増)に上昇した。
 デルタ株は今月に入って五十九件検査し、四十一件が陽性だった。六月は割合が1・3%にとどまったが、七月は32・7%に急増。米疾病対策センター(CDC)の内部文書によると、デルタ株は感染者一人が他の八、九人程度に広める恐れがあり、従来株に比べて非常に強い感染力があるとみられる。
 クラスター(感染者集団)では、七月三十日に公表された金沢競馬場で新たに一人の陽性が分かった。公表済みの感染者一人も同競馬場の関係者の同居者と分かり、計十五人に増えた。二日発表の高齢者の福祉施設「かほくの郷」では感染した利用者の同居者ら二人の陽性が判明し、計十二人に。このうち八十代男性は中等症。三日発表の飲食店では二人の感染が分かり、計七人となった。
 三日に五人の感染が判明した金沢市中央卸売市場はクラスター認定されなかった。県の担当者は「感染が判明したのは市場の一カ所の業者ではない。それぞれ接触があったのかは分からない」と話して、同市保健所が調査を進めていると話した。
 療養状況では、自宅療養と入院・宿泊療養予定が過去最多を更新。それぞれ二百六十四人と二百六十二人だった。感染経路不明は五十四人。このうち金沢市の五十代女性と十代女性が中等症。既に感染が判明している濃厚接触者や接触者は五十九人で、いずれも軽症か無症状だった。

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