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駅無人化 いったん見送り JR西の方針 県が説明 総務教育常任委

2021年8月5日 05時00分 (8月5日 09時44分更新)
JR小浜線、越美北線のダイヤ見直しについて説明を受けた県議会総務教育常任委=県庁で

JR小浜線、越美北線のダイヤ見直しについて説明を受けた県議会総務教育常任委=県庁で


 JR西日本による小浜線、越美北線の減便公表を受け、県議会総務教育常任委員会は四日、協議会を開いた。県は、JR西が十月のダイヤ改正に合わせ実施予定だった駅の無人化などがいったん見送られる方針と報告した。
 JR西は小浜線の小浜を除く美浜、東小浜など十駅で発券設備の撤去を検討していた。越美北線は、越前大野駅で切符販売窓口を無人化して券売機を設置し、九頭竜湖駅は無人化することで調整していた。
 県の担当者は「駅の切符販売など管理委託は、もう一度、地元の状況を聞いて考えていくことになった」とJRの考えを報告した。佐藤正雄委員(共産党)への答弁。
 ダイヤ見直しでは、辻一憲委員(民主・みらい)が乗客への影響を質問した。県地域戦略部の前田洋一部長は「減便されるダイヤの乗客は五人とかが中心と聞いている。JRは代替手段などをインタビューしており、影響は軽微だと思う」と答えた。
 山岸猛夫委員(県会自民党)は、言葉だけでなく、効果的な「乗る運動」が必要と指摘。「県が主体的に沿線市町に働き掛けて」と求めた。仲倉典克委員(同)も「脱炭素など、乗る運動の大義を強く打ち出す必要がある」と強調した。
 田中宏典委員(同)は、若狭高校の通学利用を念頭に、ダイヤ改正までに軽微な調整が可能かどうかをただした。県は「JRとは引き続き協議の場を設ける。可能なものは見直すと言っている」とした。
 JR西は十月二日にダイヤ改正を実施し、小浜線で十本、越美北線で三本の減便を予定している。 (山本洋児)

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