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高齢者の機能低下を検知 中電と藤田医大、実証実験へ

2021年8月5日 05時00分 (8月5日 05時01分更新)
 中部電力は、藤田医科大(愛知県豊明市)と共同で、電気の使用状況を人工知能(AI)で分析し、高齢者が身体や認知機能の低下がみられる「フレイル」の状態にあるかどうかを検知する実証実験を始めると発表した。
 二〇二一年度下半期から二三年三月までの計画で、豊明市内の約百世帯を対象にする。各戸に設置されたスマートメーターの情報から外出の減少など、生活パターンの変化をAIで分析し、フレイルの可能性が高い人を検知する。
 フレイルは早期に発見し、日常生活を見直すことなどで、進行の抑制や健康な状態への回復が見込まれるとされる。フレイルが疑われる人には、予防や改善に向けたアドバイスや、地域の介護福祉関係者による予防・改善プログラムを提供する。
 二二年度には水道使用量なども加えて解析することを検討しており、検知精度の向上を目指すという。中電の林欣吾社長は会見で「検知基準の策定など、難易度の高い実験になると予想される。実証を通じてフレイル対策という地域の課題解決に貢献したい」と意気込んだ。
中日BIZナビ
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