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二の丸御殿の復元 専門家アドバイス 石川県庁で初会合 

2021年8月4日 05時00分 (8月4日 10時00分更新)
初会合が開かれた金沢城二の丸御殿復元整備専門委員会=3日、石川県庁で

初会合が開かれた金沢城二の丸御殿復元整備専門委員会=3日、石川県庁で


 石川県が復元整備を目指している金沢城の二の丸御殿について、専門家から助言を得る「金沢城二の丸御殿復元整備専門委員会」の初会合が三日、県庁で開かれた。二の丸御殿の復元事業が完了するまで、委員会が専門的な見地から県にアドバイスをする。
 委員会は城郭建築や近世美術史、史跡整備、考古学などを専門とする大学教授七人で構成。この日の会合で、京都大名誉教授で近世史を専門とする藤井譲治・県立歴史博物館長を委員長に選んだ。
 会合では、御殿の内装や外装を示す文献や建物の姿を描いた絵図などについて県が調査した結果を委員に説明。委員からは「調査の成果を県民に発信すべきだ」「建造物の復元だけでなく、二の丸全体の整備という視点が必要」といった意見が出された。次回の会合は年内に開く予定。
 二の丸御殿の復元については、二〇一八〜二〇年に開かれた専門家による委員会で、加賀藩主が政務を執った「表向(おもてむき)」の復元が可能であると判断。県が委員会の報告を受けて、玄関と大広間、書院の千坪を復元することを決めた。
 表向は工期を三〜五段階に分けて順次着手する。県は玄関や虎の間を含む第一段階の基本設計作りを五月から始めた。

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