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規制撤廃の英、なぜか感染減 2週間で45%、科学者ら驚き

2021年8月4日 05時00分 (8月4日 05時01分更新)
7月19日、英ロンドンで新型コロナウイルス対策の規制撤廃を受け、ナイトクラブで抱き合う人々=ゲッティ・共同

7月19日、英ロンドンで新型コロナウイルス対策の規制撤廃を受け、ナイトクラブで抱き合う人々=ゲッティ・共同

 【ロンドン=藤沢有哉】英国で七月中旬に新型コロナウイルス対策の規制がほぼ撤廃された後、感染者数が当初の増加予測を覆し、減少傾向となっている。学校の夏休みやサッカー欧州選手権の閉幕などが要因とみられるが、専門家からは驚きの声も上がっている。ただ、規制撤廃の影響は今週から出始めるとの見方もあり、政府高官は「確かな傾向は今週末までは分からない」と慎重姿勢だ。
 英政府は七月十九日、国民の八割超が住むイングランドで、マスク着用義務や社会的距離の確保といった規制を撤廃。ただインド由来の変異株「デルタ株」が猛威を振るい、撤廃直前の一日当たりの新規感染者数は約五万五千人だった。政府は今夏に十万人に達する恐れがあると警告した。
 だが、感染者数は同二十一日から七日間連続で減少となり、八月一日までの一週間は二万〜三万人前後で推移。二日も約二万二千人で、二週間前の規制撤廃日から45%減った。
 英メディアによると、オックスフォード大のジェームズ・ネースミス教授(構造生物学)は「私を含む多くの科学者が規制撤廃後の感染者増加を予測したが、間違っていた」と驚きを隠さない。一部の科学者はワクチン接種の普及などで「集団...

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