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【Dr'sサロン】「手」の役割 多彩で重要

2021年8月3日 05時00分 (8月3日 20時27分更新)
 あなたは自分の手をじっくり眺めたこと、ありますか。人にとって手は、ものをつまむ、握る、道具を自在に操るなど、大切な役割を担う精密な道具のような存在です。ものに触れ、感覚で情報を得る知覚も備えています。さらに、普段は顔の表情や言葉で表す感情を、ときに手が表現します。
 「握れば拳、開けば掌(てのひら)」という言葉をご存知ですか。同じ手でも握れば人を殴る拳となり、開けば人をなでる掌になることから、同じものでも、見た目や形、状況次第でさまざまに変化することのたとえです。人にとって手は大切な道具であると同時に、ものを認識し、気持ちまで表現する重要な体の部分です。
 八月十日は「手(ハンド)の日」です。自分やご家族、友人の手を見つめ、健康な手の大切さ、充実した生活を送れることへの感謝を感じる機会にしていただけたらうれしい限りです。
 大切な手を健やかに保つ、そんな診療科として「手外科」があります。日常生活や仕事、スポーツなどで生じた手首や手、指のけが、痛みやしびれ、動かしづらさ、年齢を重ねて生じた変形を心配して多くの方が受診されます。私たち「手外科医」は、細やかに診療にあたり、必要な場合は手術も行い...

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