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レジェンド アニカ・ソレンスタム8打差圧勝 13年間のブランク感じさせない強さ【武川玲子コラム】

2021年8月3日 17時32分

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アニカ・ソレンスタム=AP

アニカ・ソレンスタム=AP

 東京五輪で男子ゴルフが盛り上がっている時、米国では女子ゴルフのレジェンドたちが熱い戦いを繰り広げていた。
 今年で3回目の全米シニア女子オープン選手権(7月29~8月1日・米コネティカット州)。昨年10月に50歳となり、シニアデビューを果たしたアニカ・ソレンスタム(スウェーデン)が2位に8打差をつけ圧勝した。13年間のブランクをまるで感じさせない強さだった。
 ツアーから離れた時間は結婚、2人の子供にも恵まれた。が一方でゴルフへの思いは忘れずにいた。自身の基金を通じてジュニア育成に力を入れ、ゴルフウエアなどのアニカ・ブランドも設立。コース設計も手がけるビジネスウーマンとしても活躍してきた。
 再びプレーをする気持ちになったのはなぜか。
 「子供たちがママのプレーを見たいと言ったの。だけどそれは決して簡単なことではないから、そのために努力する姿を見せたかった。この勝利は家族のチームプレー」
 もう一つある。「女子ゴルフにとって全米ゴルフ協会主催のシニアオープンが始まったことはとても大きい。ぜひとも力になりたいと思った」。ツアー通算72勝のレジェンドは家族にパワーをもらい、女子ゴルフ界の発展に骨を折る。
 ソレンスタムは今年1月から国際ゴルフ連盟(IGF)会長を務める。「今夜の便で東京へ向かう」。勝利を祝う間もなく、優勝を飾ったその足で五輪女子競技の会場を目指した。
 メジャーで10勝を挙げ、女子ゴルフの一時代を築いたスーパーウーマン。これからゴルフ界をさらに盛り上げようと見据える先は楽しみでしかない。(全米ゴルフ記者協会会員)
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