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メダルに届かなかった橋岡優輝「あと3年、五輪でこの悔いは返す」【東京五輪・走り幅跳び】

2021年8月2日 18時11分

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男子走り幅跳び決勝で6回目の跳躍をする橋岡優輝

男子走り幅跳び決勝で6回目の跳躍をする橋岡優輝

◇2日 東京五輪 陸上男子走り幅跳び決勝(国立競技場)
 橋岡優輝(22)=富士通=は8メートル10の6位で日本人では37年ぶりの入賞を果たした。85年ぶりのメダルは逃したものの、上位8人が進める4本目以降に残り、最後の6本目の試技で記録を伸ばした。
  ◇  ◇  ◇
 最後となる6本目の跳躍前、橋岡は覚悟を決めた。
 「ラスト1本だし、ここでやるしかないと思った。五輪は3年後にしか来ないし、ここで悔いを残すようなことではダメだなと思ったので、ケガをしてもいいという覚悟で跳んだ」。思い切り踏み切り、体は8メートル10センチ先の砂場へ着地し、順位は8位から6位へ。それでも第一声は「悔しい」だった。
 7月31日の予選で決勝進出ラインの8メートル15を一発でクリア。全体で3番目の通過でメダルも十分視野に入っていた。だが「中1日のタフな試合をこなしていない経験不足があった。五輪ということで疲労感はいつもと違った」と振り返る。
 迎えた12人による決勝では4回目以降の跳躍に進める上位8人には入ったものの、5回目まで記録は7メートル台。「最後1本、やれることはやった」と記録を伸ばしたが目標としていた8メートル50、メダルには及ばなかった。
 銅メダルは8メートル21で金メダルは8メートル41。6月の日本選手権では8メートル36を跳んでいただけに現実的な数字だった。それだけに「確実にメダルを狙えた、自分の跳躍ができれば金メダルも狙えた」という言葉に実感がこもる。だから自身の跳躍を終えた後、順位が表示されている掲示板を見詰め「あと3年、五輪でこの悔いは返す」と誓った。
 金メダルを獲得した旧知のテントグル(ギリシャ)に「いいジャンプだったね」と声をかけると「危なかったよ」と日本語で返されたという。次は自分の番。「本当に金メダルを獲得することを目標に、それを実現させるだけの力をつけていく」。より遠くを目指し、より一層の覚悟で3年後のパリ五輪へ挑む。
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