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陸上男子100メートル、ヤコブス優勝 イタリア人初

2021年8月2日 05時00分 (8月2日 05時02分更新)

男子100メートル決勝 9秒80で初優勝したイタリアのヤコブス


 陸上界の伝説、ウサイン・ボルト(ジャマイカ)が引退して最初の五輪。最大の注目は空いた王座の行方だった。混戦の男子100メートルを制したのは26歳のヤコブス。世界最速の称号が初めてイタリアに渡った。
 大会前までの自己記録は9秒95で、初の五輪に挑んだ。準決勝で蘇炳添(中国)と激しく競り合い、9秒84の欧州新記録をマーク。これで完全に勢いに乗った。

男子100メートル決勝を制したイタリアのラモントマルチェル・ヤコブス(上から2人目)


 場内の照明が落ち、レーン上にプロジェクションマッピングが施された決勝。フライング後の仕切り直しで無難に立ち上がると、中盤から抜け出した。カーリー(米国)を抑えてゴールに駆け込み、世界歴代10位の9秒80をたたき出した。
 2019年世界選手権は準決勝で落選した。混戦と目された今大会の中でも伏兵と言える存在だった。決勝にジャマイカ勢不在で新時代の到来を感じさせたレース。米国生まれのイタリア育ち、立派なひげと上半身のタトゥーがトレードマークの男が、一夜にして世界中に名をとどろかせた。

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