本文へ移動

中垣内監督も絶賛「10代のプレーと思えない」29年ぶり快挙の立役者は高橋藍【東京五輪・バレーボール】

2021年8月2日 06時00分

このエントリーをはてなブックマークに追加
29年ぶり8強を決めて歓喜の記念撮影をする日本男子=AP

29年ぶり8強を決めて歓喜の記念撮影をする日本男子=AP

◇1日 東京五輪 バレーボール男子1次リーグ 日本3―2イラン(有明アリーナ)
 日本がフルセットの死闘の末に、6位に入賞した1992年バルセロナ五輪以来となる準々決勝進出を決めた。歴史的快挙の裏には、積極的に若手選手を起用し、さらに1年延期となったことで新戦力が入ってきたことにある。
 この試合30点と最大の得点源となった左の大砲、西田有志(ジェイテクト)は21歳。高校卒業後に代表入りしすぐに主要メンバーで起用された。「今までのバレー界で『勝ちきれない』『弱くなった』という声を聞いていたので、それを見返したかった」。最後の得点も西田が決め、「トスが上がってくるだろうなと思っていたし、信じて入っていくだけだった。鳥肌が立つ試合は初めて」と万感の思いを語った。
 19歳の新戦力スパイカー、高橋藍(日体大)も守備の能力の高さを買われ、大学入学後の昨年から代表合宿に参加。主将の石川祐希(ミラノ)、西田といったトップ選手から刺激を受けて急成長し、今大会の主力となった。「まず一番に自分が守備で崩れるのはダメなこと。他のスパイカーがいかにいい状況で打てるかが自分の役割」と話すが、この日は速いトスからの打点の高いスパイクで、西田に次ぐ19点をたたき出した。
 中垣内監督も「高橋藍のサーブレシーブの安定と、レフトからのスパイク、パイプ攻撃…。本当に彼がきょうの立役者。10代のプレーと思えない。本当に良かったとしか言えない。藍は飛び級で上がってきた選手だけれど、若い選手の強化が今までよりかなりスムーズに進んでいけているのでは」と実感を込める。強豪復活の機運が高まる男子バレー界。歴史の扉が開かれた。
PR情報

購読試読のご案内

プロ野球はもとより、メジャーリーグ、サッカー、格闘技のほかF1をはじめとするモータースポーツ情報がとくに充実。
芸能情報や社会面ニュースにも定評あり。

中スポ
東京中日スポーツ