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「カレーと一緒。2日目のほうがおいしい」 大阪桐蔭・松浦慶斗、連投ものともせず優勝投手に【高校野球大阪大会】

2021年8月1日 17時58分

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大阪桐蔭高・松浦投手

大阪桐蔭高・松浦投手

◇1日 第103回全国高校野球選手権大阪大会決勝 大阪桐蔭4―3興国(大阪シティ信用金庫スタジアム) 
 今秋ドラフト候補の最速150キロ左腕、大阪桐蔭高の松浦慶斗投手(3年)は6安打の9奪三振で3失点ながらも、完投で大阪の「優勝投手」となった。
 今大会通算7試合で先発は2度目。前日(7月31日)の延長14回タイブレークまでもつれ込んだ関大北陽との準決勝は、8回から7イニングを投げていた。球数は113球。それでも西谷浩一監督(51)はその試合が終わると、すぐに松浦に決勝戦の先発を告げた。
 決勝当日の朝。暗示をかけようとした西谷監督と松浦でこんなやりとりがあったという。
 西谷監督「連投のほうが、力が抜けて良いんちゃうか」
 松浦「カレーと一緒です。2日目のほうがおいしいです。大丈夫です」
 準々決勝までは背番号「10」の竹中勇登投手(3年)、「15」の川原嗣貴(しき)投手、「16」の別所孝亮投手(2年)、「19」の川井泰志投手(2年)も登板しており、3試合で投球回数は14イニング(5失点)とそれほど多くはなかった。
 松浦「まあ楽をさせてもらいました」
 西谷監督「ほな、しっかり放れ」
 そして、松浦が完投して優勝に導いた。準決勝では最速タイの150キロを計測したが、この日は146キロ。力任せの直球が打たれたため、変化球をうまく使った成果だった。
 西谷監督は言った。
 「松浦のピッチングが一番うれしかったです。背番号1を渡して良かったと思っています」
 今春のセンバツでは初戦の智弁学園戦に先発したが、初回に3失点するなど4回限りで降板し、エースの責務を果たせなかった。「春とは、気の強さが変わったと思います。甲子園の借りは甲子園でしか返せない。甲子園で、先発で躍動したいと思います」。プロを目指す少年は力強く宣言した。

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