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亡くなった仲間の分まで… プロ注目右腕12奪三振力投、関東第一が決勝進出【高校野球東東京大会】

2021年8月1日 17時11分

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修徳戦で完投勝利を挙げた関東一・市川

修徳戦で完投勝利を挙げた関東一・市川

◇1日 第103回全国高校野球選手権大会 東東京大会準決勝 関東第一4ー1修徳(東京ドーム)
 東京ドームのスコアボードに152キロを表示された。関東第一のプロ注目右腕、市川祐投手(3年)が、自己最速を6キロ更新した直球を軸に修徳をねじ伏せた。
 「この前の試合を投げずに、今日のために準備していたので万全の状態だった。初回から飛ばしました」。立ち上がりに150キロ台を出し、変化球の制球もよく3安打1失点で12奪三振。指先の力を鍛えて、急成長した。準優勝した今春の関東大会後、3キロ程度のダンベルを親指、人さし指、中指で持ち上げたりおろしたりを繰り返した。直球の回転数が2000ぐらいから2400まで上昇。空振りも増え、キレが良くなったのを実感した。この日は、スライダー、チェンジアップも決まり、2年生4番の佐藤にソロ本塁打を含む2安打されたほかはほぼ完璧。「球速も出たし、いままでで一番に近い」と胸を張った。
 投球する前にいつものように天を仰いだ。ルーティンで見えたのは真っ青な夏空ではなく、ドームの天井。「亡くなった中学時代のチームメートの分まで頑張りたい。天国から見てくれているだろうと思ってます」。1年夏、準々決勝で履正社戦で救援登板した甲子園マウンドに戻るまであと1勝。米沢貴光監督(45)は「この2連戦を意識して、ほかの投手を使ってきた。あしたも市川でいきます」と2大会連続甲子園キップ獲りを絶対エースに託した。

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