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<わたシガ名探偵!> 「イブキ○○」の植物と伊吹山との関係を追え!!

2021年8月1日 05時00分 (8月15日 12時53分更新)
伊吹山の固有種とされるイブキアザミ

伊吹山の固有種とされるイブキアザミ

  • 伊吹山の固有種とされるイブキアザミ
  • 全国各地で見られるイブキボウフウ=ユウスゲと貴重植物を守り育てる会提供
  • 本州では伊吹山のみに見られるイブキノエンドウ=ユウスゲと貴重植物を守り育てる会提供 
 米原市担当になって一年半。同市のシンボル、伊吹山(一、三七七メートル)にも何度か登った。春や夏など季節ごとに変わる山野草はとても美しく、また効能豊かな薬草がたくさんあることも知った。
 ある日イブキジャコウソウを調べるため図鑑をパラパラとめくっていた記者がふと目にした「伊吹山の固有種ではありません」のただし書き。他にもセリ科の多年草「イブキボウフウ」、フウロソウ科の「イブキフウロ」など多くの「イブキ」がつく山野草が全国各地に分布し伊吹山固有種ではないことを知った。一方でキク科の「イブキアザミ」や「イブキタンポポ」など固有種とされる山野草も数多い。さらに「イブキノエンドウ」や「イブキカモジグサ」などヨーロッパと、日本では伊吹山にのみ分布する種もある。記者の頭は「?」でいっぱいだ。幸運にも米原市には薬草をテーマにした施設「伊吹薬草の里文化センター」がある。真相を突き止めるべく早速向かった。
 薬草の里文化センターの薬草園で園長をする谷口康さん(67)によると、伊吹山には千二百〜千三百種の植物があると言われており、「イブキ」を冠するものは約三十あるという。多くが伊吹山で最初に発見されたためイブ...

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