支配下“御礼弾”の巨人・モタに原監督「頼もしい」

2020年3月1日 02時00分

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巨人-ヤクルト 4回裏1死二塁、巨人のモタが左越えに先制2ランを放つ。捕手・嶋(平野皓士朗撮影)=東京ドームで

巨人-ヤクルト 4回裏1死二塁、巨人のモタが左越えに先制2ランを放つ。捕手・嶋(平野皓士朗撮影)=東京ドームで

  • 巨人-ヤクルト 4回裏1死二塁、巨人のモタが左越えに先制2ランを放つ。捕手・嶋(平野皓士朗撮影)=東京ドームで

◇オープン戦 ヤクルト5-3巨人

 巨人の開幕投手を務める菅野は5イニングを4安打1失点と安定感を示した。モタは2号2ランで打力を発揮したが、左翼の守備に課題を残した。ヤクルトは青木が2ランを含む3安打と調子を上げた。開幕投手候補の高橋は4イニングを2失点だった。
   ◇
 チェンジアップに体勢は崩された。インパクトの瞬間、右足は浮いていた。それでもモタには確信があった。「感触は非常に良かった。いったかなというのはあった。芯に当てられたので」。4回1死二塁。無観客試合の静寂に強烈な打球音が鳴る。高らかに舞い上がった打球は両ベンチからのどよめきとともに、左翼席へ吸い込まれた。
 「(あの打ち方は)練習はしてない。あれは自然な体の反応だったというだけ。打席に立つときはいつも戦う気持ち。崩されてもコンタクトするんだという気持ちの結果です」。結果を残したいという本能が体を自然と動かした。原監督も「打ち損じているのに、いっているというのが頼もしいですね」とうなずいた。前日に支配下選手契約を結んだばかり。真新しいユニホームに身を包み、御礼弾ともいえる一振りで猛アピールに成功した。
 攻守交代の際は全力疾走。「そういうところから全力プレーでハングリー精神というか番号がかわっても一緒だというところをアピールしようと思った」。無観客試合という状況だったが、自分らしさを存分に発揮した。「ファンの方がいらっしゃったほうがモチベーション上がる。期待が伝わってきますので」。開幕まで3週間。超満員のスタンドがモタを待っている。 (土屋善文)

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