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【侍ジャパン・福留孝介評論】必ず鈴木誠也が打ってくれる…ただ一人無安打だが状態が悪いとは思わない

2021年7月31日 16時08分

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日本―メキシコ 1回表、2死二塁、鈴木誠が右飛に倒れる

日本―メキシコ 1回表、2死二塁、鈴木誠が右飛に倒れる

◇31日 東京五輪 野球1次リーグA組 メキシコ4―7日本(横浜スタジアム)
 逆転サヨナラ勝利から中2日、くわえて普段使用している横浜スタジアム。ドミニカ共和国戦と比べて、侍ジャパンの各打者は明らかにバットが振れていた。ラッキーな勝ち越し点も含め、いい流れになってくると思う。
 9回を投げた栗林も、失点した前回とは見違えるほどの球を投げていた。チームで4盗塁。同点打の甲斐もセーフティーバントの構えで揺さぶるなど、日本らしい細かな動きもできている。そんな中、気になるのが4番の鈴木。先発メンバーではただ一人、2試合無安打に終わった。シーズン中と比べても、大きいのを打ちたい、何とか1本をと振りすぎていたように見えた。山田や坂本の本塁打も目の前で見て、「早く打ちたい」の思いが空回りしているのかもしれない。
 ただ、7回には四球を選び、すかさず二盗。9回にはあと少しで本塁打という大きな中飛を打った。紙一重だし、足はよく動いている。状態が悪いとは思わない。堂々たる日本の4番。焦らず、ドッシリと、余裕をもって決勝トーナメントに臨んでくれればいいと思う。
 ここから先は全員で戦う。必ず鈴木が打って、勝つ場面が巡ってくる。鈴木に限らずだが、このメンバーならいつでもスタンドまで運ぶ力は持っているのだから。
 1位通過により、日程面も緩和される。この流れを失わず、目の前の試合を戦ってもらいたい。(アトランタ大会銀、アテネ大会銅メダリスト)
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