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<脱炭素時代> 充電式工具の需要刈り取る マキタ

2021年7月31日 05時00分 (7月31日 05時01分更新)
マキタが発売した充電式の草刈り機=マキタ提供

マキタが発売した充電式の草刈り機=マキタ提供

 政府が二〇五〇年までに温室効果ガスを実質ゼロ(カーボンニュートラル=CN)とする目標を打ち出すなど「脱炭素」への意識が高まる中、電動工具大手のマキタ(愛知県安城市)は燃料を使うエンジン製品から充電製品への切り替えに力を入れている。二二年三月末には草刈り機やチェーンソーなど全製品でエンジン式の生産を終了する予定で、充電式の新製品を次々と発売。業績の好調にも寄与している。(中山梓)
 同社が今月発売した充電式草刈り機はリチウムイオンバッテリーを二つ搭載することで、四十ミリリットルのエンジンと同程度のパワーを実現した。
 一充電当たりの作業面積の目安は千三百二十平方メートルで、高速で運転した場合でも一時間ほど使え、展示即売会などでも反響は好調という。
 エンジン式はパワーがあり混合ガソリンなどの燃料があれば長時間作業できるのが強みだが、管理の手間や燃料による事故の危険性もある。一方で充電式はエンジン式と比べると音や振動が抑えられ、作業現場の周辺環境の改善にもつながる。同社は一六年ごろから充電式製品に力を入れ始め、エンジン式と同様のパワーや使用感を得られるバッテリーの開発を進めてきた。
 現在は売り...

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