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萩野公介「でも一番幸せな五輪だった」 手術、動機の喪失、五輪にたどり着いて気付いた大切なもの

2021年7月30日 18時57分

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男子200メートル個人メドレー決勝を終え、笑顔で引き揚げる6位の萩野公介(右)と厳しい表情を浮かべる4位の瀬戸大也

男子200メートル個人メドレー決勝を終え、笑顔で引き揚げる6位の萩野公介(右)と厳しい表情を浮かべる4位の瀬戸大也

◇30日 東京五輪 競泳男子200メートル個人メドレー決勝(東京アクアティクスセンター)
 萩野公介(26)=ブリヂストン=は1分57秒49で6位に終わり、1分56秒22で4位だった盟友の瀬戸大也(27)=TEAM DAIYA=とともにメダル獲得はならなかった。
 5年前、リオ五輪後に掲げた「複数金メダル」の目標は達成できなかった。だが、萩野は6位という結果にも「決勝には1種目しか残っていなくて、しかも順位も悪いけど、でも一番幸せな五輪だった」と言い切った。
 右肘手術、理想と現実のタイムの差からのモチベーション喪失による休養。不調、そして400メートル個人メドレー連覇の断念。そこから東京五輪にたどり着くまでに気付いたことがあった。「しんどい時に振り返ったら平井(伯昌)先生をはじめ、たくさんの人がいることに気付けた。金メダルとか、言葉は悪いけどこれっぽっちなものに感じて、それよりたくさん大切なものをみんなからもらっていた。水泳を続けて本当に良かった」と涙声で振り返った。
 苦しい自分とも向き合い全てを受け入れ、仲間の支えに気付いた。それこそが萩野にとって何よりの金メダルだったに違いない。
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